iPadの使い道は、実に広い。動画視聴やSNS、読書を楽しむエンタメ用途は鉄板な使い方だし、イラストや動画編集などのクリエイティブな作業にも最適だ。また、最近はビジネス向けのアプリも充実しており、業務に使う人も増えてきている。
しかし、テキスト入力が伴うことの多いビジネスアプリの場合、iPad単体ではどうしても使いづらい。そこで用意しておきたいのが、外付けキーボードだ。だが、一言にキーボードといっても、多種多様な製品であふれている。
「よくわからないから」と適当に選んでしまうと、使いづらいキーボードをつかんでしまうことになりかねない。そこで今回は、iPad向けの外付けのキーボードを選ぶ際に、必ずチェックしておきたい内容について解説していこう。
iPadで外付けキーボードを使うメリットとは
まず、iPadで外付けキーボードを使うメリットについて確認しておこう。基本的に、iPadで文字を入力するには、画面上に表示されるオンスクリーンキーボードを利用する。しかし、表示すると画面の半分を占領してしまうのが難点だ。
Web閲覧やSNSでの利用など、それほどテキスト入力の必要がないアプリなら大きな支障はないが、長文の報告書やレポートを作成するような場面では、オンスクリーンキーボードは実用的ではない。
一方、外付けの物理キーボードなら、打鍵感がよく、普段どおりの生産性を維持しながら作業できる。さらに、コピー&ペーストや範囲選択などの操作も簡単に行えるため、作業効率の向上も期待できる。
このように、iPadで快適に文字を入力するには外付けキーボードが欠かせない。しかし、ショッピングサイトで「iPad 外付けキーボード」といったキーワードで検索すると、非常に多くの製品がヒットするため、どれがいいのか悩んでしまう。そこで、どのような点をチェックするべきか確認していこう。