よく使う単語を辞書に登録して変換効率を上げる
難しい地名や名前、業界用語などは正しい漢字に変換されにくいことがある。このような単語については、「ユーザ辞書」に追加しておくと、変換がより効率的になる。
「ユーザ辞書」に登録すると、ライブ変換にも反映されるので、より正確な入力が可能になる。また、よく使うフレーズもユーザ辞書に追加しておくと、入力効率を向上できる。ユーザ辞書へ登録するには、設定アプリの「一般」にある「ユーザ辞書」で追加すればいい。
なお、ユーザ辞書に登録した単語は、iPhoneやMacなどとも同期される。つまり、普段の空いた時間にiPhoneでユーザ辞書をメンテナンスしておくといいだろう。そうすれば、次にiPadでテキスト入力をする際、さらに快適な状態で作業を進められる。
変換がおかしくなったときはリセットする
ライブ変換を使っていると、突然おかしな変換を行ったり、変換精度が極端に落ちたりすることがある。この場合、学習データに不具合が起こった可能性が高い。この場合は、変換学習をリセットすると修正できる。
今回は、iPadのライブ変換の使い方を中心に解説してきた。ライブ変換は、一見とっつきにくく感じる入力方式だが、慣れれば快適そのもの。特に、長文の入力を行う人に最適だ。
「少し使ってみたけど慣れないからやめた」という人もいるかもしれないが、今回の内容を参考にして再度試してみてほしい。