シャオミは今日12日、別ブランドのPOCOから新スマホの「POCO X7 Pro」を発表した。すでに販売が開始されており、価格は4万9980円(8/256GB)と5万9980円(12/512GB)。カラバリはブラック、グリーン、イエローの3色。
なお、現在POCOはグローバルでF、X、C、Mのラインを展開しており、すでに日本にはF(フラッグシップキラー)が投入されているが、Xシリーズ(ミドルハイクラス)の投入は日本初。
販売チャネルはXiaomi公式サイト、Xiaomi公式 楽天市場店、Amazon.co.jp、量販店はビックカメラ、ヨドバシカメラ、ヤマダデンキ(いずれもECにて取り扱い)、MVNOではイオンモバイルとHISモバイルが取り扱う。HISモバイルは8GB+256GBのみの販売だ。
ゲーマーのために設計された「POCO X7 Pro」
POCO X7 Proはハイエンドスマホに位置付けられており、SoCはMediaTekのDimensity 8400-Ultraを搭載。POCO Xシリーズ初という「WildBoost Optimization 3.0」機能により、ゲームプレイ中の安定したフレームレート、適切なディスプレイ輝度、高パフォーマンスと低電力消費を両立している。
原神などAAAクラスのゲームをプレイしていると、スマホの温度上昇が気になるが、自社開発のクーリングシステムの「LiquidCool Technology 4.0」は、約5000mm2の立体的アイスループシステムを内蔵。ベイパーリキッド分離技術や単一指向性サーキュレーション構造を採用することで、AIが発熱しやすいエリアを認識し、素早くクーリングすることでゲーム時のピークパフォーマンスを維持するという。
バッテリーはPOCO Xシリーズ史上最大容量となる6000mAhを搭載。このバッテリーは1600回の充電サイクル後も80%の容量を維持する長寿命設計になっている。また、90Wハイパーチャージ対応により、わずか約42分で100%まで充電できる。充電切れを気にすることなく、長時間ゲームに没頭できるだろう。
スペックを確認すると、ディスプレーは6.67型(2712×1220ドット)の有機EL、リフレッシュレート120Hz、最大輝度は3200ニト。SoCは前述のとおりDimensity 8400-Ultra、メモリーとストレージはそれぞれ8/256GB、12/512GBが用意されている。バッテリーは6000mAh(90W対応)、OSはAndroid 15(Xiaomi HyperOS 2)、POCO X初の防水防塵(IP68)、SIMはnanoSIMのみ。おサイフケータイ(FeliCa)は非対応。
カメラは5000万画素のソニーIMX882センサーを採用し、F1.5の広い絞り値と光学式手ブレ補正(OIS)を搭載している。もう1つは800万画素の超広角。インカメラは2000万画素を採用する。AIを活用し不要なオブジェクトを削除する「AI消しゴムPro」や画角を広げる「AI画像拡張」などを搭載している。
本体サイズはカラバリによって違い、ブラックとグリーンが約75.24×160.75×8.29mm、重さは195g。イエローは約75.24×160.75×8.43mm、重さは198g。イエローは少し厚く、重い。
ハイエンド級の実力を持ち、ミドルクラス級の価格という破格のコスパなPOCO X7 Pro。スマホゲーマーはマストでチェックしておくべき端末だ。
POCO X7 Pro | ||
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ディスプレー | 6.67型有機EL (2712×1220ドット、120Hz) |
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サイズ | 約75.24×160.75×8.29mm(ブラック、グリーン) 約75.24×160.75×8.43mm(イエロー) |
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重量 | 約195g(ブラック、グリーン) 約198g(イエロー) |
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CPU | Dimensity 8400-Ultra | |
内蔵メモリー | 8/12GB | |
内蔵ストレージ | 256/512GB | |
OS | Android 15(Xiaomi HyperOS 2) | |
カメラ画素数 | 50メガ(標準)+8メガ(超広角) イン20メガ |
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バッテリー容量 | 6000mAh(90W対応) | |
FeliCa/NFC | ×/○ | |
防水・防塵 | ○/○(IP68) | |
生体認証 | ○(画面内指紋+顔) | |
SIM | nanoSIM×2 | |
USB端子 | Type-C | |
カラバリ | ブラック、グリーン、イエロー |