nubia Flip 2のメリットと注意点
nubia Flip 2の最大の特徴は縦折りできるということ。そしてもうひとつ、3型のサブディスプレーのおかげでスマホを開かなくてもさまざまなことができることです。
折りたたむとコンパクトになるのはもちろんですが、90度や120度など折りたたむ角度を任意の場所で止めて、いろんなカタチでコンテンツを楽しむことができるのです。
ここではnubia Flip 2のメリットと注意点をお伝えするので、気になっている人はチェックしてください。
メリット1 折りたたみスマホは高いというイメージを一新
冒頭にも書きましたが、折りたたみスマホに対して高価というイメージを持つ人が多いのも事実です。
しかし、nubia Flip 2は一括払いで8万5680円です。そこにY!mobileの通常の割引2万1600円が入り6万4080円になります。この価格から48回払いのプラン「新トクするサポートA」で契約し、25ヵ月目以降に特典利用を申込み、翌月末までにY!mobileに端末を返却・査定完了すれば1万9680円(820円/月×24回)で2年間使えることになります。
端末の返却が条件になるので手元には残りませんが、それでも折りたたみスマホが2年間2万円以下で使えるのは非常にオトクです。一括で購入しても8万5680円なので、とんでもなく高いワケではないのもポイントです。
メリット2 価格は安いがミドルクラスの性能を持つ
価格が安いと「安かろう悪かろう」と思いがちですが、日常利用には必要十分な性能が揃っています。まず、CPUにMediaTekのDimensity 7300Xというミドルクラスのものを採用。メモリーは6GB、ストレージは128GBです。microSDには対応していないので、データはクラウドなどを使ってうまくやりくりしましょう。
5Gにも対応していますし、おサイフケータイや顔と指紋の生体認証にも対応しています。バッテリー容量は4300mAhなので、ゲームなどで遊ばない限りは長持ちします。カメラは5000万画素カメラ(+200万画素の深度センサー)、自撮りに使えるインカメラは3200万画素と高画素なので、カメラ撮影も楽しくできるでしょう。
また、重量も191gと前モデルの214gから大幅にダイエットしています。「折りたたみは重い」というイメージも払拭されるでしょう。
メリット3 コンパクトさが魅力
本体を開いた状態だとディスプレーは6.9型、アスペクト比は21:9とかなり細長いもの。サイズは約76×170×7.5mmです。閉じると約76×87×15.8mmと約半分のサイズになるのは、持ち運びに便利です。ズボンのポケットはもちろん、小さなハンドバッグや胸ポケットに入れていても、はみ出たりはしません。また、折りたたんでおけばメインディスプレーが守られるというメリットもあります。
そして、折りたたみ時に使えるサブディスプレーは3型の長方形(15:9)なのですが、画面のロックを解除すると、すぐにアプリ画面が開きます。他社製の縦折りスマホでもサブディスプレーでいろいろなことができますが、制限がある場合も。nubia Flip 2はサブディスプレーでウィジェットは使えませんが、アプリならほぼそのまま使えます。
スマホをちょっと開けない、なんてときに折りたたんだままメールを確認したり、YouTubeを見たり、マップをチェックしたりできるのはとても便利です。
購入時に注意したい2つの側面
ゲーミングには向かない
前述のとおり、ミドルクラスの性能なので「原神」などリッチなゲームは向きません。ただまったく遊べないわけではなく、画質の設定を最低にすればしっかり動きます。折りたたみの仕様上、ゲーム中にちょっと力が入ると折りたたんでしまうことがあるので注意です。
しかし、軽いゲームなら快適に動きますので、ヘビーゲーマー以外にはあまり問題じゃないかもしれません。
長く使っていると折り目が目立つようになるかも
nubia Flip 2に限った話ではありませんが、折りたたみスマホで気になるのはディスプレーの「折り目」。前モデルと比べてもだいぶ目立たなくなってはきていますが、数年使っているとやっぱり折り目が気になるようになります。長く使うつもりであれば、注意しておきたいポイントです。2年返却前提なら気にせず購入してもいいでしょう。