小学館の全小学生向け学習雑誌「小学8年生」が、「はじめてのプログラミング号」を2月28日に発売。ケータイ型プログラミング体験付録として「NTTドコモ F503i」風端末が付いてくることで話題になっている。
この付録は、NTTドコモ子会社でプログラミング教育サービスを企画開発するe-Craftの「embot」と連携。端末に搭載されている音やLED、センサーなどを用いて、プログラミング体験ができるほか、すぐに遊べる8大ゲームも用意されているとのことだ。
次号の表紙が出来ました。2月28日ごろ発売です。明日から発売日まで、付録の遊び方を少しずつご紹介します。#NTTドコモ#F503ipic.twitter.com/64jRZKSFt7
— 小学館『小学8年生』とびたて!宇宙キッズ号発売中! (@sho8_shogakukan) February 20, 2025
ちなみに、F503iは2001年発売のmova端末で、2型のカラー液晶を搭載。Javaを用いたiアプリが動作する第1世代の携帯電話でもある(「【詳細】NTTドコモ、Javaベースのiモード新サービス“iアプリ”を発表、対応端末503iシリーズを1月26日に発売」)。本雑誌を購入する小学生はもちろん、大学生も生まれる前、それどころか20代だと見た記憶がある人はほとんどいない時代のハードウェアとなる。
編集部では、実際の付録をいち早く触ることができたので外観を紹介しよう。外装は白いプラスチックでもちろん当時のF502iとは印象が異なるが、形自体は当時そのまま。そして本体底部にはBluetoothのオン/オフスイッチを装備しており、PCやタブレットと接続が可能。当時のF503iはBluetooth機能を備えていなかったので、この点では高性能だと言える。
なお、ディスプレー部には本誌に画面カードが付属し、より雰囲気を再現できるようになっているとのことだ。