サムスン電子は今日25日、クレジットカードやデビットカード、QRコード・バーコード決済、ポイントカード、搭乗券などを1つに集約できるアプリ「Samsung Wallet」の提供を開始した。今日から順次ダウンロード可能で、28日には対象端末すべてで利用できるようになる予定だ。
ダウンロードはGalaxy Store内から、対象端末は2021年以降の発売モデルかつAndroid 14以上のGalaxyスマートフォンなので、Galaxy以外のAndroid端末にはインストールできない。
Samsung Walletは数多くのカードの管理をスマホ1台で完結できるので、サイフもいらず荷物がかさばらない。そして、ロック画面からすぐに決済ができる。Samsung Walletの4つの特徴は以下。
■ロック画面からでもすぐにアプリを起動
スピーディーに提示可能
Samsung Walletはスワイプアップですぐに起動できるので、各種アプリを探して起動する手間を省き、クレジットカードやデビットカード、QRコード・バーコードなどを瞬時に提示できる。
■すべてスマホ1台で完結
今まで個別に管理していたクレジットカードやポイントカード、搭乗券などがすべてSamsung Walletに集約可能になる。グローバル企業とも提携しているので、たとえば大韓航空の搭乗券をSamsung Walletに保存して、飛行機の搭乗がしやすくなる。
■「PayPay」が国内ウォレットサービスで初めて対応
国内で展開されているスマートフォンメーカーのウォレットサービスでは初めてQRコード・バーコード決済サービス「PayPay」に対応する。バーコード提示、QRコードスキャンのどちらでも簡単にアクセスできる。
■「Samsung Knox」で大切な情報をしっかりと保護
Samsung Walletは、強固なセキュリティプラットフォーム「Samsung Knox」によって保護されており、ユーザーの個人情報は指紋認証と暗号化で守られ、デバイスの所有者のみが重要な機密情報にアクセスできるように設計されている。