アップルが3月12日に発売する新型iPadには、同社独自のC1モデムは搭載されていないという。米メディアDaring Fireballが3月5日に報じた。
同メディアを運営しているJohn Gruber氏がアップルの担当者に確認したところ、新型iPadとiPad AirはC1モデムを搭載していないと伝えられたという。
また、米メディアMacRumorsが確認したFCC(米国連邦通信委員会)の文書によると、両方の新型iPadのセルラーモデルにはクアルコム製モデムが搭載されているとのことだ。
アップルは今年2月に発表したiPhone 16eにC1モデムを搭載し、クアルコムから自社製モデムへと移行する姿勢を見せた。しかし、すべてのチップをすぐに移行するということにはならないようだ。
アップルとクアルコムのモデム供給契約は2027年3月まで続くため、準備ができたモデルから段階的に移行していくものとみられる。