アップルはAirPodsに対面での会話中にリアルタイムで別の言語へと翻訳してくれる機能を追加しようとしているという。米メディアBloombergのMark Gurman記者が3月13日に報じた。
同氏によると、この機能はiOS 19と連動し、今年後半に予定されているAirPodsソフトウェアアップデートで導入されるという。
たとえばAirPodsを装着した英語話者がスペイン語話者と会話する場合、話しかけられたスペイン語の音声をiPhoneが検出して翻訳し、英語でAirPods装着ユーザーに伝える。これに英語話者が返事をすると、今度はその音声がスペイン語に翻訳され、iPhoneを通じて相手に伝えられるという仕組みだ。
こうした翻訳機能はすでにiPhoneの翻訳アプリで提供されているが、AirPodsを介すことでよりスムーズにやり取りできることが期待される。
ちなみに、Google Pixel Budsには同様のリアルタイム翻訳機能がすでに搭載されている。