アップルは当面のあいだ、iPhone miniのような小型iPhoneを復活させる予定はないという。米メディアBloombergのMark Gurman記者が3月26日のQ&Aセッションで伝えた。
同氏によると、アップルは現在、iPhoneの小型モデルを復活させる計画は全くないとのことだ。さらに同氏は、iPhoneの開発は複数年にわたることから、2025年のiPhone 17シリーズはもちろん、2026年のiPhone 18シリーズにもminiモデルは登場しないだろうと述べている。
アップルは2023年9月にiPhone 13 miniを販売終了して以降、miniモデルの展開を見送っている。また、2024年2月にiPhone SE(第3世代)の販売を終了したことで、6インチ未満のディスプレーを搭載したiPhoneは姿を消してしまった。
市場調査会社の調べによると、小型iPhoneを求める熱心なファンは存在するものの、miniモデルの販売実績は思うように伸びなかったという。そのため、アップルが小型iPhoneを継続しなかった判断は驚くべきものではなく、近い将来に復活する可能性も低いと見られている。