
参考写真 Szabo Viktor | Unsplash
アップルがまもなく発表するiOS 19は、半透明のボタンやメニュー、通知バナーなどのデザインが導入されるという。米メディアBloombergのMark Gurman記者が3月30日に報じた。
同氏によると、このデザインプロジェクトは「Solarium」という社内コードネームが名付けられているという。そして「Solarium」は日光浴ができるガラス張りの部屋を意味していることから、iOS 19ではガラスのような半透明なインターフェースが採用される可能性が高い。新デザインはApple Vision Pro向けのvisionOSに似たものになるとみられている。
また、著名リーカーのJon Prosser氏も自身のYouTubeチャンネル「Front Page Tech」でiOS 19のカメラアプリとメッセージアプリのレンダリング画像を公開しており、どちらのアプリもより半透明なデザインになっているという。ただし、デザインをどれくらい変更するかはまだ議論が分かれているそうだ。
なお、Gurman記者は以前、iOS 19のデザイン変更は大幅なフラットデザインを導入した2013年のiOS 7以来最大のものになると予測していた。
2025年のアップルの年次開発者会議WWDCは6月9日に開催される。基調講演後に開発者向けにiOS 19ベータ版が公開され、正式版は9月にリリースされる見込みだ。