「Xiaomi 15 Ultra」は前モデルより順当に進化した。特にライカテレスコープ望遠カメラは50MPから200MPへと高画素化し、画像処理エンジンが「Xiaomi AISP」から「Xiaomi AISP 2.0」へとバージョンアップ。被写体によっては120倍超解像ズームとは思えないほど、きめ細かいディテールで記録可能となっている。
ディスプレーのピーク輝度が3000ニトから3200ニトへと高くなり、Photography Kitのバッテリー容量が増えていることもカメラとしての使い勝手を向上させている。
512GB版が17万9800円、1TB版が19万9800円と高価格帯のスマホであることは確かだ。しかし、プロセッサー、ディスプレーが最上位クラスで、クアッドカメラは業界トップのスペックであることを考えれば納得の値付けだ。
スマホで最重要視する機能がカメラなのであれば、真っ先に本製品を検討するべきであり、また別途購入となった現在でも「Xiaomi 15 Ultra Photography Kit Legend Edition」は必須アイテムだ。
なお、AliExpressでは中国で販売されている「Xiaomi 15 Ultra Photography Kit」のグレー版を購入可能。保証を受けるのが困難で、信頼できる販売店を探すのが難しいが、これから別途購入するなら魅力的なアイテムだ。