編集部の3人に1人はつかっている「iPad(A16)」はやっぱりすごかった! (2/3)

文●イチ/ASCII 編集⚫︎ASCII

2025年06月10日 13時00分

iPad A16のおすすめポイント

1. iPadファミリーで一番安い

  iPad(A16)は、Appleのタブレットラインナップの中で最も手頃な価格帯に位置しています。日本国内では、学割を利用すれば5万4800円から購入可能で、通常価格でも5万8800円から販売されています。

 15万円を超えるiPad Proや、10万近くするiPad Airと比べると、圧倒的なコストパフォーマンスを実現しており、「まずはiPadを試してみたい」「読書や動画視聴が中心」といったライトユーザーにはおすすめです。

 この価格帯でありながら、A16 Bionicチップや128GBのストレージを搭載しており、日常的な使用には十分な性能を備えています。初めてiPadを購入する方や、予算を抑えたい学生・家庭用として最適なモデルといえそう。

2. ストレージ容量が128GB~になった

 従来のエントリーモデルでは、64GBのストレージが標準でしたが、iPad(A16)では128GBからのスタートとなりました。これにより、写真や動画、アプリなどのデータをより多く保存できるようになり、クラウドストレージに頼らずとも快適に使用できます。

 サブスクやストリーミング時代とはいえ、オフラインで利用するために動画やPDF資料を保存したいシーンは多く、128GBあればそのようなニーズにも十分対応できます。

 価格は高くなってしまいますが、最大512GBまでのモデルも選択可能で、たとえば大量の音楽や動画ダウンロード、重めのアプリを扱いたいユーザーにも柔軟に対応可能となっています。

 購入前に同じような使い方をしているiPhoneでどれくらいの容量をつかっているのか見ながら、検討するといいと思います。

3. iPhone 15にも搭載される高性能なA16チップを備える

 iPad(A16)には、iPhone 15と同じA16 Bionicチップが搭載されています。これはAppleが設計した高性能な頭脳のようなもので、アプリの起動が速く、操作もサクサク動きます。

 たとえば、ネットで調べものをしながら動画を見る、画像を編集する、ゲームを楽しむなど高負荷がかかりやすい作業でもサクサク動くようなイメージです。

  また、バッテリーの持ちにも優れており、効率よく電力を使うので長時間の使用でも安心。複数のアプリを同時に開いたり、画面分割して作業したりといった「ちょっと上級な使い方」も、誰でも自然にできてしまうほどスムーズです。

とはいえ注意したいところ

Apple Intelligence非対応

 iPad(A16)は、Appleの最新AI機能である「Apple Intelligence」には対応していません。これは、主に搭載されているRAM容量が制限されているためとされています。

 そのため、AIを活用した高度な機能やアプリケーションを利用したいユーザーには、上位モデルであるiPad AirやiPad Proの選択を検討する必要があります。

Apple Pencil Proは使用できず

 iPad(A16)は、最新のApple Pencil Proには対応していません。対応しているのは、Apple Pencil(第1世代)およびUSB-C接続のApple Pencilとなります。

 そのため、Apple Pencil Proの高度な機能や操作性を求めるユーザーには、対応モデルの選択が必要です。

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