モトローラ「moto g05」は2万円で上質デザイン×賢いAIカメラ搭載のコスパ重視派も納得 (2/4)

文●スピーディー末岡 編集●ASCII

2025年06月03日 17時00分

moto g05のオススメポイント

単眼カメラだがAIで美しい写真が撮れる

 moto g05は5000万画素の高解像度シングルカメラを搭載し(2眼に見えますが、もう1つは環境照度センサー)、AIポートレート機能により、被写体を自動で認識し最適な設定で撮影できます。これにより、一眼ながら誰でも簡単に鮮やかで自然な写真を残せます。特に人物撮影では背景を自然に美しくぼかすことができ、SNS映えする一枚が手軽に撮れるのが魅力です。

ヴィーガンレザー仕上げの上質なデザイン

 エントリーモデルでありながら、上質な手触りのヴィーガンレザーを採用した背面デザインは、見た目だけでなく手にしたときの満足感も格別。フレッシュラベンダーとミスティーブルーの2色展開で、ファッションアイテムとしても映える1台です。さらに、Gorilla Glass 3による耐久性も備え、安心感を与えてくれます。防水防塵性能はIP52なので、防滴レベルです。

モトローラならではの便利なMotoジェスチャー

 moto g05には、モトローラ独自の「Motoジェスチャー」という機能が搭載されています。たとえば、端末を2回振るだけでライトが点灯したり、電源キーを2回押せばカメラが即起動するなど、直感的な操作で日常のちょっとした手間を省いてくれます。使い始めると手放せなくなる便利さで、他メーカーにはない体験ができます。

購入時に注意すべき点

ディスプレーの解像度が低い

 moto g05のディスプレーは6.7型の大画面ですが、解像度はHD+(1604×720ドット)と、最近のスマートフォンとしてはやや低めです。そのため、細かい文字や画像を拡大して見るとドットの粗さが気になります。ただし、動画視聴やSNS、ウェブ閲覧などの日常使いでは十分な表示品質を保っており、高解像度でないゆえにバッテリー消費が抑えられるというメリットもあります。

おサイフケータイと5Gに非対応

 NFCには対応していますが、FeliCa(おサイフケータイ)には非対応のため、モバイルSuicaやiD、QUICPayなど日本独自の非接触決済サービスが利用できません。一方で、Google PayなどのNFC決済は使えるため、キャッシュレス決済を重視しない人や、別の決済手段を持っている人には問題ではないでしょう。なお、マイナカードは2025年5月現在、対応端末入りはしていません。

 また、最近のモデルにしては珍しく5G非対応です(さらにeSIMも非対応)。

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