eSIM搭載に新型健康管理センサーと先進機能多数「HUAWEI WATCH 5」

文●オカモト/ASCII

2025年05月27日 18時30分

 ファーウェイ・ジャパンは、グローバルでスマートウォッチをリリースしてから、10周年の節目として登場した最新モデル「HUAWEI WATCH 5」を国内でもリリースする。発売日は6月3日で、価格は46mmでステンレススチールのブラックが7万1280円、同じく46mmでチタン合金のパープルと42mmでステンレススチールのベージュが7万6780円。

HUAWEI WATCH

惑星をイメージしたというデザインと最新機能を採用する「HUAWEI WATCH 5」

先進的なデザインや最新機能を搭載する「HUAWEI WATCH 5」
右側面に高速で健康状態を知ることができるセンサーを搭載

 ファーウェイのスマートウォッチは、ナンバリングモデルの「HUAWEI WATCH」シリーズが先進的なデザインや最新機能を搭載したハイエンド機、「HUAWEI WATCH GT」シリーズはその機能を継承しつつも、よりお手頃な価格&腕時計ライクなデザインに盛り込むといった違いがある。つまり、HUAWEI WATCH 5にも同社のスマートウォッチで初採用の機能が見られる。

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46mmのパープルと42mmのベージュ

 その新機能が「HUAWEI X-TAP」。右側面にオールインワンのセンサーモジュールを搭載。高精度かつ高速な健康モニタリングを可能にする。具体的には指を当てるだけで、日本のプログラム医療機器承認を取得した心電図測定(ECG)機能に加え、血中酸素レベルや体表面温度、心拍数、ストレスレベルなどを短時間でトータルに測定し、その結果をまとめて知ることができる。

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右側面中央にあるのが「X-TAP」。心電図や心拍数などを総合して、素早く健康情報を測定する

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実際の操作は指をタッチして、しばらくじっとするだけ

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このように結果が表示される

 もう1つの注目点がeSIM搭載によるモバイル通信機能。ライバル製品とは異なり、MNO各社のワンナンバー契約こそできないが、単体でのデータ通信や音声通話が可能。KDDI/ソフトバンク/楽天のeSIMでの利用を確認しているとのこと。

 デザイン面では宇宙・惑星からインスパイアを得たという、流線型のミニマムデザインを前モデルから引き続いて採用している。画面占有率が80.4%にまで達する高い画面占有率に加え、表面にはサファイヤガラスで覆い、傷がつきにくい。ケースは前述のようにステンレススチールもしくはチタン合金で耐久性と光沢感が兼ね備えられている。

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ケースとディスプレイ表面部が一体的なデザインを採用している

 ゴルフナビ機能や40mフリーダイビングを始め、ワークアウトのモニタリング機能は現行ハイエンドの「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」とほぼ同等。さらに新たな操作方法として「スマートジェスチャー」が加わっており、親指と人さし指の2回タップで「確定」、親指と人さし指を2回スライドさせることでオプションを切り替えるといった使い方も可能になっている。

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指のタップによる操作に対応した

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