アップルは2027年に、iPhone発売から20周年を記念した、ディスプレーに切り欠きのない全面ガラスデザインを採用した特別なiPhoneを発売する予定だという。米メディアBloombergのMark Gurman記者が5月12日のニュースレターで報じた。
同氏によると、この「20周年記念iPhone」は2027年後半に発売される予定で、秋のリリースが示唆されている。また、このモデルに先立ってアップル初の折りたたみ式iPhoneも発売されるという。
「ほぼガラス製で曲面(ディスプレー)になったiPhone」の詳細については明らかにされていないが、アップルは以前にラップアラウンド型の全ガラスディスプレーを搭載したiPhoneの特許を取得しており、これに関係している可能性がある。
Gurman記者は先月、アップルの20周年記念iPhoneについて、ガラスをより広範囲に使用した「大胆な」新しいiPhone Proモデルと説明していた。
その際の報道ではディスプレーについて直接の言及はなかったが、アップルの開発ロードマップでは20周年記念のプレミアムモデル向けにディスプレーに切り欠きのない真の全面スクリーンiPhoneの開発が進められていると示唆されていた。
このほか米メディアThe InformationのWayne Ma記者も複数の情報筋の話として、2027年に発売される少なくとも1つの新しいiPhoneモデルが真のエッジ・トゥ・エッジディスプレー(画面の端から端までディスプレー)を搭載すると報じている。
また、同記者は2027年の全面ガラスデザインへの足がかりとして、iPhone 18 ProとiPhone 18 Pro Maxにディスプレー内蔵型Face IDが搭載され、前面カメラ用の小さなピンホールのみが残るとしている。