アップルが2025年に発売するiPhone 17の通常モデルは、iPhone 16と同じA18チップを搭載する可能性が高い。中国の証券会社GF SecuritiesのアナリストJeff Pu氏がその予測を5月30日に発表した。
同氏の調査レポートによると、iPhone 17の通常モデルはiPhone 16の通常モデルと同じA18チップを搭載し、引き続きTSMCの第2世代3nmプロセス「N3E」で製造されるという。
また、メモリもiPhone 16と同じ8GBになるとのことだ。
一方、超薄型のiPhone 17 AirにはA19チップが、iPhone 17 ProにはA19 Proチップが搭載される見込みで、これらはTSMCの第3世代3nmプロセス「N3P」で製造される予定だという。
アップル関連の著名アナリスト、ミンチー・クオ氏は先月、iPhone 17 AirとiPhone 17 Proの両モデルが12GBのメモリを搭載する一方、iPhone 17の通常モデルについてはアップルが8GBか12GBかを決めかねていると伝えていた。
Pu氏の情報が正確であれば、アップルは8GBに決めたとみてよいだろう。
これまでの情報をまとめると、iPhone 17の通常モデルはiPhone 16のマイナーアップグレードにとどまることになる。おもな新機能としては、120Hzディスプレーと2400万画素のフロントカメラの搭載がある。
このほかディスプレー・アナリストのロス・ヤング氏によると、iPhone 17の通常モデルのディスプレーは、iPhone 16の6.1インチと比較してわずかに大きい6.3インチのものを搭載するという。