篠原修司のアップルうわさ情報局

アップル「iPhone 17」通常モデル、チップは「iPhone 16」と同じ?

文●篠原修司

2025年06月03日 20時00分

 アップルが2025年に発売するiPhone 17の通常モデルは、iPhone 16と同じA18チップを搭載する可能性が高い。中国の証券会社GF SecuritiesのアナリストJeff Pu氏がその予測を5月30日に発表した。

 同氏の調査レポートによると、iPhone 17の通常モデルはiPhone 16の通常モデルと同じA18チップを搭載し、引き続きTSMCの第2世代3nmプロセス「N3E」で製造されるという。

 また、メモリもiPhone 16と同じ8GBになるとのことだ。

 一方、超薄型のiPhone 17 AirにはA19チップが、iPhone 17 ProにはA19 Proチップが搭載される見込みで、これらはTSMCの第3世代3nmプロセス「N3P」で製造される予定だという。

 アップル関連の著名アナリスト、ミンチー・クオ氏は先月、iPhone 17 AirとiPhone 17 Proの両モデルが12GBのメモリを搭載する一方、iPhone 17の通常モデルについてはアップルが8GBか12GBかを決めかねていると伝えていた。

 Pu氏の情報が正確であれば、アップルは8GBに決めたとみてよいだろう。

 これまでの情報をまとめると、iPhone 17の通常モデルはiPhone 16のマイナーアップグレードにとどまることになる。おもな新機能としては、120Hzディスプレーと2400万画素のフロントカメラの搭載がある。

 このほかディスプレー・アナリストのロス・ヤング氏によると、iPhone 17の通常モデルのディスプレーは、iPhone 16の6.1インチと比較してわずかに大きい6.3インチのものを搭載するという。

   

筆者紹介:篠原修司

1983年生まれ。福岡県在住のフリーライター。IT、スマホ、ゲーム、ネットの話題やデマの検証を専門に記事を書いています。
Twitter:@digimaga
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