アップルは来週発表予定のiOS 26で、メッセージアプリやメモアプリなどの標準アプリに複数の新機能を追加する予定だという。米メディア9to5Macが6月3日に独占情報として報じた。
同紙によると、メッセージアプリには「自動翻訳」機能と「投票」機能が追加される予定だという。自動翻訳機能はAIを活用して送受信メッセージの両方を翻訳するものだ。
一方、投票機能はTelegramやWhatsApp、そしてSlackで利用されているアンケート機能を取り込んだもので、こちらはApple Intelligenceとの統合もテストされているとのこと。会話の内容に基づき、投票項目を自動的に提案することが考えられるという。
また、音楽アプリにはロック画面でアニメーション化されたアルバムアートワークがフルスクリーンで表示される機能が追加される。これはApple Musicアプリですでに搭載されているアニメーション化されたアルバムアートをロック画面でも表示するもので、音楽体験をより生き生きとしたものにするという。
さらにメモアプリには、長年サードパーティのアプリがサポートしてきたMarkdown形式でのエクスポート機能が追加される予定だ。
このほか「CarPlay」についても、iOS 26の新しいデザイン言語に合わせてユーザーインターフェースの刷新が計画されているとのこと。
これらの機能は日本時間6月10日午前2時から始まるWWDC 2025の基調講演で発表される見込みで、iOS 26の大幅なビジュアル刷新とともに披露される予定だ。