篠原修司のアップルうわさ情報局

アップル「iOS 26」メッセージ、メモ超進化か 自動翻訳に投票機能、マークダウン記法で書き出しも可能に

文●篠原修司

2025年06月09日 20時00分

 アップルは来週発表予定のiOS 26で、メッセージアプリやメモアプリなどの標準アプリに複数の新機能を追加する予定だという。米メディア9to5Macが6月3日に独占情報として報じた。

 同紙によると、メッセージアプリには「自動翻訳」機能と「投票」機能が追加される予定だという。自動翻訳機能はAIを活用して送受信メッセージの両方を翻訳するものだ。

 一方、投票機能はTelegramやWhatsApp、そしてSlackで利用されているアンケート機能を取り込んだもので、こちらはApple Intelligenceとの統合もテストされているとのこと。会話の内容に基づき、投票項目を自動的に提案することが考えられるという。

 また、音楽アプリにはロック画面でアニメーション化されたアルバムアートワークがフルスクリーンで表示される機能が追加される。これはApple Musicアプリですでに搭載されているアニメーション化されたアルバムアートをロック画面でも表示するもので、音楽体験をより生き生きとしたものにするという。

 さらにメモアプリには、長年サードパーティのアプリがサポートしてきたMarkdown形式でのエクスポート機能が追加される予定だ。

 このほか「CarPlay」についても、iOS 26の新しいデザイン言語に合わせてユーザーインターフェースの刷新が計画されているとのこと。

 これらの機能は日本時間6月10日午前2時から始まるWWDC 2025の基調講演で発表される見込みで、iOS 26の大幅なビジュアル刷新とともに披露される予定だ。

   

筆者紹介:篠原修司

1983年生まれ。福岡県在住のフリーライター。IT、スマホ、ゲーム、ネットの話題やデマの検証を専門に記事を書いています。
Twitter:@digimaga
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