NTTドコモは、公衆無線LANサービス「d Wi-Fi」のサービス内容を2025年12月に改定予定と発表した。従来は「dアカウント」を持っていれば利用できたが、それ以降はドコモ回線契約が必要となる。
dアカウントを持っていれば誰でも使えた「d Wi-Fi」
12月以降は回線無しだと、回数や時間に制限あり
スマホはもちろんノートPCなどでも利用できることで利便性が高い「d Wi-Fi」の契約条件が、2025年12月(予定)に変更される。現状はドコモ契約者でなくても発行が可能な「dアカウント」に加えて、「dポイントクラブ入会」「dポイントカード利用登録」をすれば契約が可能だったが、2025年12月以降は「ドコモ回線契約」も条件となり、契約を持たないユーザーは自動解約となる。
このサービス改定にともない、ドコモ回線を契約していないユーザーに対しては、「d Wi-Fi都度利用機能(仮称)」を開始予定。同機能は2026年度内に開始予定だが、現在d Wi-Fiを契約していて、2025年12月(予定)に自動解約されるユーザーにはそのタイミングで先行提供される。
ただし、この「d Wi-Fi都度利用機能(仮称)」については、1日当たりの利用回数と時間に制限が設定され、その詳細については利用時に確認できるとしている。