アップルが2025年に発売するiPhone 17とiPhone 17 Airには、ProMotionディスプレーが搭載されない可能性がある。中国のSNS微博(weibo)のリーカーFixed Focus Digital氏が6月3日にリークした。
同氏によると、この2モデルで使用されrパネルは、「適応リフレッシュレート機能を持つProMotionではなく、単なる標準的な120Hzスクリーン」だという。
もしこの主張が正しければ、アップルは依然としてiPhoneの低価格モデルに低温多結晶シリコン(LTPS)パネルを使用していることになる。なお、この場合iPhone 17は120Hz固定ということになる。
そうすると静的コンテンツを表示中でもつねに高速で画面がリフレッシュされるため、バッテリー消費が増える可能性がある。アップルはiPhone 17 Airのバッテリー管理に苦労していると伝えられているため、本当にこの仕様になるのかにわかには信じがたい。
このほか120Hz固定のパネルだと、ロック画面の時計、ウィジェット、通知、壁紙を表示するアップルの常時表示ディスプレー機能も利用できないことになる。
ただ、幸いなことにディスプレーアナリストのRoss Young氏が昨年、アップルのサプライヤーがiPhone 17ラインナップ全体向けに可変リフレッシュレートに対応した低温多結晶酸化物(LTPO)パネルの生産を拡大していると伝えており、同様の主張を韓国メディアETNewsとTHE ELECも伝えている。
この場合はProMotionが採用されることになるため、あとはどちらの主張(情報)が正しいかという問題になる。できれば後者であって欲しい。