パカパカケータイはまだ生き続ける! 6年ぶり登場の新らくらくホン

文●スピーディー末岡 編集●ASCII

2025年06月17日 11時00分

 FCNTは今日17日、らくらくホンの最新機種「らくらくホン F-41F」を発表。2025年夏にドコモから発売される。価格は未定。

通話に特化した使いやすいケータイ

 「見やすく、聞きやすい。変わらない使いやすさとあんしん」をコンセプトに、約6年ぶりの新モデルとなったらくらくホンシリーズ。スペックはSoCがSnapdragon 210、メモリー1GB、ストレージ8GB(外部最大32GB)、バッテリー容量は1500mAhで着脱可能。ディスプレーはメインが3型TFT、サブが1.5型TFT。カメラは800万画素(F2.0)を搭載する。カラーはホワイトとネイビーの2色。

 そのほか、IP68の防水防塵、アメリカのMIL規格準拠で衝撃に強く、うっかり落としてしまっても安心だ。

 らくらくホン F-41Fは、ガラケーユーザーが慣れ親しんだメニュー画面と、大きくて押しやすい凸形状のボタンが特徴だ。ボタン1つで登録相手に電話をかけられる「ワンタッチダイヤル」には3つまで対応、サブディスプレイは前機種(F-01M)から約1.25倍大きくなり、時計や歩数計の表示が見やすくなった。文字フォントは、見やすさに配慮したユニバーサルデザインフォントである「UD新丸ゴ」に対応する。

 2つのマイクで周囲の雑音を抑え、クリアな声を相手に届ける「スーパーダブルマイク」や、通話中に周囲の雑音に応じて相手の声を聞き取りやすく調整する「はっきりボイス」といった通話に特化した機能を搭載するだけでなく、「でか着信音」で着信にも気づきやすくしてくれる。

 迷惑電話対策機能と迷惑メール対策機能も充実している。電話帳未登録からの着信時には、通話を録音する旨の牽制メッセージを発信者側に伝える専用ガイダンスが流れる。また、迷惑メール対策機能「らくらく迷惑メール判定」は、怪しい内容のメール受信時に注意を促すメッセージを表示してくれる。

 自分では解決が難しい操作や困りごとがある場合は、専用ボタンを長押しすれば「らくらくホンセンター」に無料で接続できるようになっている。

 ほかの便利機能としては、ボタンを押すだけで、独自の画像処理とチューニングにより、手軽に綺麗な写真を撮れる「おまかせカメラ」、歩数計と連動した応援メッセージ表示や、歩数に応じて変化する壁紙など健康増進をサポートしてくれる機能もある。

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