
保留音を自動でミュート
iPhoneで公共機関や企業などに通話する際、オペレーターにつながるまで保留にされ、延々とリピートされる保留音を聞きながら「いつまでこの状態で待たなきゃいけないんだろう」とイライラしたことはありませんか?
その悩み、iOS 26が解決するかもしれません。
アップルがWWDC25にて発表したiOS 26では、通話関係の機能も強化されました。中でも筆者が「便利かも」と感じたのが、「保留アシスト」(Hold Assist)です。通話をつなげたまま、保留音だけをミュート。相手が対応可能になった際に、すぐユーザーへ通知してくれるというもの。

iPhone側が保留音を自動検知。「待機しますか?(Hold This Call?)」と確認
保留状態になった際、iPhone側が保留音を自動検知。「待機しますか?(Hold This Call?)」と確認してくれます。これを了承すると、保留音だけをミュートし、通話はそのままに。ユーザーはiPhoneで他のアプリを使用したり、ポケットに入れたりできます。

保留中はこのようなウインドウを表示するそう

保留音がミュート中、iPhoneで他の作業をすることもできます
オペレーターが応答可能になると、これまたiPhoneが感知。ユーザーには着信音で知らせ、通話しているオペレーター側には、利用者が応答する旨を伝えるそう。

オペレーターが応答したら通知。すぐに通話を再開できる
「保留アシスト」によって、保留中の電子音による「エリーゼのために」や「バッハのメヌエット(※作曲家はバッハではなく、クリスティアン・ペツォールト)」を延々と聞かされ、うんざりするあの時間がなくなることを期待したいところです。