モトローラは今日23日、グローバルでも発表されている「edge 60 pro」と日本限定モデル「moto g66j 5G」を発表した。発売日はedge 60 proが7月4日で価格は7万9800円。moto g66j 5Gは7月10日発売で価格は3万4800円（いずれもモトローラ公式オンラインストア価格）。合わせてソフトバンク版とY!mobile版も登場する。

　ソフトバンク版「edge 60s pro」は7月11日発売、Y!mobile版「moto g66y 5G」は7月10日発売予定だ。

美しいデザインに高性能なカメラを備えた
「edge 60 pro」「edge 60s pro」

　edge 60 proはミドルハイクラスのSoC「MediaTek Dimensity 8350 Extreme」を搭載したモデル。主な特徴は以下のとおり。

1.6.67型の高輝度なディスプレー
2.美しいクワッドカーブデザインとPANTONEカラー
3.「moto ai」対応のカメラシステム
4.MIL規格準拠の耐久性と125W充電可能なバッテリー
5.Gemini LiveやPerplexityなどと連携可能

　6.67型有機ELディスプレーはリフレッシュレート120Hzに対応し、ピーク輝度は4500ニト。さらに濡れた手での操作も可能だ。SoCは前述のとおりMediaTekのDimensity 8350 Extreme、メモリー12GB、ストレージ256GB、バッテリー容量は5000mAhで125Wの超高速充電に対応し、ソフトバンク版は「神ジューデン対応」になる。

　本体サイズは約72.98×160.69×8.24mm、重さは184g。カラバリはダーズブルー、カルサイトホワイト、シャドーグリーンの3色。

　4面カーブデザインに合皮を使った背面パネル、PANTONEカラーのカラバリなど、デザインも高級感がある。防水防塵はIP69に対応し、ミリタリースタンダードのMIL規格準拠なので、うっかり落としたり、過酷な環境でも安心だ。なお、スピーカーはDolby Atmos対応のステレオが搭載されている。

　カメラは3眼で50メガ標準（F1.8）、50メガ広角/マクロ（F2.0）、10メガ望遠（3倍、F2.0）という構成。インカメラも50メガ（F2.0）と高性能だ。さらにmoto aiに対応し、一部の機能は秋のアップデートで実装されるが、3人以上の顔がファインダー内にあるときに撮影すると、連続写真を生成し、全員がカメラ目線の写真にしてくれる機能などがある。

　そのほか、対話型AIのGemini Liveやリアルタイム性の高い検索ができるPerplexityといったAIが最初から使える。

　最新のAI機能が使えるので、価格もスペックも妥協したくない人にオススメの1台だ。

スペックは抑えめだが価格も抑えめの
「moto g66j 5G」「moto g66y 5G」

　6.7型のディスプレーに50メガのカメラを搭載したエントリーモデル。SIMフリー版以外にY!mobile版も登場する。主な特徴は以下のとおり。

1.6.7型で120Hz対応のディスプレー
2.メモリーブーストで最大24GBまで拡張可能
3.IP69とMIL規格準拠の耐久性
4.5200mAhのバッテリーと30Wの急速充電
5.ソニーのLYTIAセンサーを搭載の50メガカメラ

　6.7型のディスプレーは解像度がFHD+でリフレッシュレートは最大120Hz。ピーク輝度は1000ニト。SoCはMediaTekのDimensity 7060、メモリーは8GB（Y!mobile版は4GB）、ストレージは128GB。外部ストレージは最大2TBに対応。なおメモリーは最大24GBまで拡張できる（Y!mobile版は12GB）

　バッテリーは5200mAhで30Wの急速充電に対応するので、余裕を持って使える。カメラは2眼で50メガのメイン、8メガの超広角という構成。インカメラは32メガ。そのほか、Dolby Atmosに対応のステレオスピーカー、IP69の防水防塵、MIL規格準拠の堅牢性、FeliCaに対応など、多彩な機能を搭載する。SIMスロットはnanoSIMとeSIM。

　本体サイズは約76.26×165.75×8.5mm、重さは約200g。カラバリはブラックオイスター、ディルグリーン、グレーミストの3色で、PANTONEカラーとなっている。

　価格が抑えめながらもモトローラ独自の機能が満載なので、手軽にモトローラのスマホを使ってみたいという人に最適だ。