ハードキー付きスマホの新決定版!? Unihertz「Titan 2」正式発表 実機フォトレポも

文●オカモト/ASCII

2025年06月24日 21時05分

大きくて四角い画面にQWERTYキーが付いている!
「Titan 2」のスペック公開&バッカー募集開始

 Unihertzは、QWERTYキー付きスマートフォン「Titan 2」のKickstarterでのプロジェクトを開始。バッカーを募集している(https://www.kickstarter.com/projects/jellyphone/693681422)。数量が限定されないKS Specialで2120香港ドル(約3万9000円)。

Unihertz

Titan 2のバッカーが募集開始

 300gオーバーの超重量級端末だった「Titan」のスタイル(正方形の4.5型液晶に約90mmの横幅を活かしたキーボードの打ちやすさ)はほぼ継承しつつ、現代的なスペックを盛り込んで登場した「Titan 2」。

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重量は235g。かなり持ちやすくなった

 TitanはIP67の防水防塵対応など、ラグド系の仕様も売りだったのに対して、Titan 2はその要素は無くなっているが、その代わりにキーの打ち心地は明白に大きく向上しているので、多くのユーザーにとってはプラスと言えるだろう。

Unihertz

キーの打ち心地については、防水対応のためか、どうもクリック時に頼りなさを感じたTitanと比べると、大幅に良くなっている

Dimensity 7300を搭載 サブディスプレーも
本体は235gで最近の大画面スマホより少し重い程度

 ASCII編集部にもテスト機が到着しているので、まずはフォトレポとスペックの紹介からお届けしよう。

Unihertz

キー配列はTitan Slimなどとほぼ同じ

しっかりとクリック感がある。感覚的にはやや固めな部類か

 気になるスペックは、SoCがMediaTek Dimensity 7300。5Gをサポートしており、現代的なミドルクラスの性能を持つ。背面には2型のサブディスプレーを装備する。普段は時計や通知などを表示するが、設定を変更すれば、アプリの利用も実は可能。

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サブディスプレーでは時計などを表示できる

画面が小さいので実用的かはともかく、このようにアプリを動かすことも可能

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右側面の電源ボタンに指紋センサーも内蔵。左側面にはカスタマイズキーが2つあり、ユーザーが指定した機能やアプリの起動などが可能

 カメラは5000万画素+光学3.4倍で800万画素の望遠レンズの組み合わせ。バッテリーは5050mAhで33W急速充電に対応。

 本体サイズは88.7×137.8×10.8mm、重量は235g。最近の大画面スマホより、わずかに重い程度に収まっている。

Titan(左)との比較。サイズ感は近いものがある

 より詳しくは、順次レポート予定。お楽しみに。

Unihertz「Titan 2」の主なスペック
ディスプレー 4.5型液晶/2型液晶(サブ)
画面解像度 1440×1440/410×502
サイズ 約88.7×137.8×10.8mm
重量 235g
CPU MediaTek Dimensity 7300
内蔵メモリー 12GB
内蔵ストレージ 512GB
外部ストレージ ――
OS Android 15
対応バンド 5G NR:n1/3/5/7/8/20/25
/26/28/38/40/41/77/78
4G LTE:1/2/3/4/5/7/8/12/13
/17/18/19/20/25/26/28/66
/34/38/39/40/41/42/48
W-CDMA:1/2/4/5/6/8/19
4バンドGSM
無線LAN Wi-Fi 6
カメラ画素数 5000画素
+800万画素(光学3倍望遠)
イン:3200万画素
バッテリー容量 5050mAh(33W対応)
ワイヤレス充電 ×
FeliCa/NFC ×/○
防水/防塵 ――
生体認証 側面指紋+顔認証
SIM形状 nanoSIM×2
USB端子 Type-C
イヤホン端子

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