アップルがWWDC 25で発表したiPad版「プレビュー」アプリが、iPhoneにも対応することがわかった。6月26日現在、App StoreでiOS/iPadOS 26のベータテスター向けにアプリが公開されている。
配信ページ内の説明によると、主な機能は以下のとおり。なお、Apple Pencilを利用した操作など、一部の機能はiPhoneでは利用できない。
■ファイルアプリ上のPDFと画像にアクセス
・ファイルアプリに保存したPDFと画像に対して、プレビューアプリからアクセスし、検索することが可能
■カメラを使った書類のスキャンとPDF化
・カメラで複数ページの書類を素早くスキャンし、PDFとして保存することが可能
■PDFの編集
・iPadのApple Pencilを使ったPDFへのマークアップ、サイズ変更、回転に対応
・PDF内のフォームに、連絡先情報などを自動入力することも可能
■画像の編集
・iPadのApple Pencil、またはクリップボード内の画像から新しい画像を作成可能
・画像の切り抜き、反転、回転、サイズ変更にも対応
■PDFと画像のエクスポート
・画像やPDFをHEIC、JPEG、JPEG-2000、PNG、TIFF、PDF形式でエクスポート可能
・オプションで解像度やサイズなどの調整にも対応
iOS/iPadOS版のプレビューアプリは、カメラを利用した書類のスキャンなど、ベースとなったmacOS版にはない機能も搭載。利用シーンによっては、Mac版より優れたアプリとなる可能性もありそうだ。