本場のXiaomi新製品発表会に潜入!
熱量と盛り上がりがすさまじかった
最後に、本ツアーの目玉である北京で行なわれた同社の新製品発表会に参戦。発表会では、CEOの雷軍(レイジュン)氏が登壇し、約3時間にわたり新製品が次々と発表されました。
せっかくなので、スマートフォンを中心にいくつかの製品をご紹介いたします。まず、シャオミの新型折りたたみスマートフォン「Xiaomi MIX Flip 2」です。閉じると4.01型(有機EL×リフレッシュレート最大120Hz)で、iPhone 4sの画面サイズとほぼ同等とのことです。
開くと大画面の6.86型(有機EL×リフレッシュレート最大120Hz)となり、厳しい落下試験などをクリアした、耐久性に優れたディスプレーを採用しています。
SoCにはクアルコム製の「Snapdragon 8 Elite」を採用し、カメラはライカと共同開発したデュアルカメラ(50MP広角+50MP超広角)を搭載しています。コンパクトなボディーながら大容量の5165mAhバッテリーを備えつつ、本体重量も約199gと軽量です。本体価格は、5999元~(日本円で約12万円から)となっています。
次に、シャオミの独自SoC「XRING O1」を搭載した「Xiaomi Pad 7S Pro 12.5インチ」です。3.2Kの高解像度液晶ディスプレー×リフレッシュレート最大144Hzを採用し、10610mAhの大容量バッテリー搭載や最大120Wの急速充電にも対応しています。
高性能な独自SoC「XRING O1」は、高負荷のかかる重いゲームも快適にプレイできます。価格は、3299元~(日本円で約6.7万円から)と手頃な価格も魅力的です。
そして、Redmiシリーズのハイエンドモデル「Redmi K80 Ultra」も新登場。6.83型の大画面有機ELディスプレー、リフレッシュレート最大144Hzに対応し、SoCにはMediaTek製の「Dimensity 9400+」を搭載しています。大容量の7410mAhバッテリーに加え、最大100W急速充電にも対応しています。価格は、2599元~(日本円で約5.3万円から)です。
さらに、コンパクトで高性能なタブレット「Redmi K Pad」も発表されました。8.8型液晶ディスプレーとリフレッシュレート最大165Hzを採用し、SoCにはMediaTekの「Dimensity 9400+」を搭載しています。
片手で持てるサイズ感で、重さは約326gと軽量です。また、7500mAhの大容量バッテリーを搭載し、最大67W急速充電にも対応。デュアルUSBポートを採用し、本体へ直接給電できるバイパス充電機能も備えています。価格は2599元~(日本円で約5.3万円から)です。
このほか、日本でも発売された新型スマートバンド「Xiaomi Smart Band 10」、シャオミ初となるAIスマートグラス「Xiaomi AI Glasses」、ロボット掃除機などの日常生活に役立つ家電製品なども合わせて発表されました。
会場が最も盛り上がったのは、新型EV「Xiaomi YU7」シリーズです。発表されたのは、「Xiaomi YU7」、「Xiaomi YU7 Pro」、「Xiaomi YU7 Max」の3車種。シャオミ初となるSUVモデルで、高級感のあるデザインとラグジュアリーな内装に加え、ベースモデルである「Xiaomi YU7」は1回の充電で835kmの走行が可能とのことです。価格は25万3500元(日本円で約510万円から)となっています。
本場中国で行なわれたシャオミ新製品発表会の熱量と盛り上がりはとんでもなく、貴重な体験となりました。機会があれば、また参加したいと思ったのと同時に、ぜひ国内でもこの規模の発表会を開催していただきたいです! 今後、日本でのシャオミの動向にも注目していきたいと思います。













































