OPPOやシャオミの2万円台の機種は価格を重視するならあり
2万円台ならどうだろうか。OPPOやシャオミにはもう少し安価な製品はあるが、防水性能で見劣りする。ただ、そうした防水性能が必要なく、価格を少しでも抑えたい人は選択肢に入ってくるだろう。
「OPPO A3 5G」は、Dimensity 6300を搭載しており、現在の実売価格は約2万6000円。5G対応でnanoSIMを2枚挿入でき、しかもeSIMにも対応する。スペックでは一歩見劣りするがコスパは悪くない。
シャオミではPOCOブランドの「POCO M7 Pro 5G」がある。実売価格は3万円弱で、防水は弱く、FeliCaも対応しないが、120Hz対応の6.67型有機EL採用などスペック面に特化したモデルだ。サブ機としてなら十分ありだろう。
また、前世代になった「moto g64j 5G」も実売価格が2万9000円程度になって選ぶ価値がある。MediaTek Dimensity 7025、8Gメモリー、1080×2400ドットの6.5型液晶で177gと比較的軽量。ただし、防水性能はIP52止まりだ。
モトローラのedge 50s proは新古品で狙うと大穴的存在
これまで、普通に量販店やECサイトで購入できるモデルを紹介してきたが、大穴的にはモトローラの「edge 50s pro」も挙げておきたい。
というのも、ソフトバンク版の未使用とされる新古品が大量に中古店やネットオークションに出回っており、相場が下がっている。価格は販売店や状態によってさまざまだが、未使用とされる状態でも3万円以下で入手することも難しくない。
edegシリーズは画面の縁が湾曲しているデザインで賛否は分かれるが、スペック自体はほぼすべてでmoto g66j 5Gよりも上だ。また、前述のGalaxy A25 5Gはドコモ/au/ソフトバンクのキャリア版もあり、その中古品がSIMフリー版よりもかなり安く出回っている。
moto g66j 5Gは低価格でシンプルな
最新のAndroid機が欲しい人にオススメ
さまざまな機種と比較したが、moto g66j 5Gは価格帯と性能で見ると、同等のスペックや価格の機種はあまりない。自分の希望が明確になっていれば、あまり迷うことはないと思われる。
それを前提にmoto g66j 5Gをオススメしたいと筆者が考える人は、最新機種が欲しい人、そして、あまりカスタマイズされていないAndroidを希望する人だろう。
今回の記事を参考に自分にピッタリ合うスマートフォンを選んでほしい。