アップルが開発中とうわさの第2世代AirTagの存在がiOS 18.6のコードで確認されたが、発売時期は当初の予想より遅れて秋になる可能性が高いようだ。米メディア9to5Macが6月24日に報じた。
アップルの第2世代AirTagについては以前、リーカーのKosutami氏が「5月、または6月に発売する計画だ」と伝えており、米メディアBloombergのMark Gurman記者も昨年、「発売時期は2025年中頃」という予測を伝えていた。
しかし、7月に入っても第2世代AirTagは発売されておらず、リーク情報が間違っていたか、計画に修正が入った可能性がある。
この発売遅れを受けて米メディア9to5Macは信頼できる情報源からの話として、アップルは現在秋の発売を目指していると伝えている。発表時期は毎年9月に開催されるiPhoneイベントと同じ頃になる可能性が高いとのことだ。
一方で嬉しいニュースとして、iOS 18.6のコードからアップルがすでに第2世代AirTagとの互換性を設定していることを確認できたとも伝えられている。これにより、第2世代AirTagはiOS 26を必要とせず、より多くのデバイスで利用できることになる。
第2世代AirTagには、以下のようなアップグレードがうわさされている。
- 第2世代UWBチップにより、精密検索機能の範囲が現在の15メートルから60メートルに拡大
- ストーカーによるスピーカーの無効化を防ぐため、耐タンパー性を向上
- 電池残量が少なくなった場合と非常に少なくなった場合の2段階でのアラート
このほか、第2世代AirTagは現在のCR2032コイン電池から充電式バッテリーに変更されるという話もあるが、こちらについては情報源から確認は取れていないとのことだ。