篠原修司のアップルうわさ情報局

アップル、新型スマートホームハブ発売ふたたび延期か AIの品質に問題

文●篠原修司

2025年07月16日 20時00分

 アップルが2025年の目玉製品として開発していたスマートホームハブを、今年中に発売することは難しくなったそうだ。米メディアBloombergのMark Gurman記者が7月13日に報じた。

 同製品は当初、2025年3月頃の発売が有力視されていた。そのときのうわさによると、7インチの正方形ディスプレーと厚いベゼル、上部カメラ、充電式内蔵バッテリーを搭載し、新しいApple製のOS「homeOS」で動作するデバイスということだった。

 そしてA18チップを搭載することでApple Intelligenceに対応し、Siriで様々なスマートホーム製品を制御できるはずだった。

 しかし、Apple Intelligenceの品質の問題により発売は5月のiOS 18.5に延期され、その後、Siriの開発の遅延によりいまは「1年以内のどこか」の予定になっている。

 Gurman記者は発売時期について「この製品が今年登場することはほとんど期待できない。代わりに2026年、新しいSiriが最終的に発売される頃と同じ時期になると予想している」と述べている。

   

筆者紹介:篠原修司

1983年生まれ。福岡県在住のフリーライター。IT、スマホ、ゲーム、ネットの話題やデマの検証を専門に記事を書いています。
Twitter:@digimaga
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