アップルは2025年後半に発売予定のM5チップ搭載iPad Proに、前面カメラを2個搭載する可能性がある。米メディアBloombergのMark Gurman記者が7月20日のニュースレター「Power On」で伝えた。
同氏によると、アップルは次期iPad Proに2つ目の前面カメラを追加する予定だという。これにより、FaceTimeや自撮りをする際に縦向きでも横向きでも同じように使用できるようになるとのこと。
この変更は、昨年発売されたM4 iPad Proで前面カメラの位置が縦向きの上部から、横向きの側面に移されたことに対するユーザーの不満に対応するものとみられている。
同氏は「これはとくに革命的なことではないが、素晴らしい改良だ」と評価している。なお、2つ目の前面カメラを搭載することで見た目が少し変になる可能性はあるが、どちらもベゼルに溶け込むため大きな問題はないと考えられる。
ちなみに次期iPad Proは高速化されたM5チップを搭載する初の製品となるが、チップの搭載と前面カメラの変更以外に大きな改良は期待できないという。そしてM5チップ搭載Macの方は、2026年前半に発売予定とのことだ。