前回、縦横無尽傍若無人極悪非道(そこまでは言ってない)な子猫2匹を「OM-5 Mark II」で撮った写真を多く載せたけど、今回はその折りたたみスマホ編。折りたたみスマホならではの機動力炸裂版、的な。
それが8月1日に発売されるサムスン電子の「GALAXY Z Flip7/Fold 7」だ。
なんとも楽しいのがたたんだ状態で、ぎゅっと手の平に収まるGALAXY Z Flip7。たたんだ状態で鏡のようにカメラの映像が映ってるってのが不思議な感じでいい。
これで何を撮るかというと膝猫である。膝猫自撮り最強スマホ。こんな感じで端末をぎゅっと握って撮ったのがこれだ。
膝に乗っかっちゃったら、端末を開いて上から。それが冒頭写真。ありがたいことに、いいタイミングで真上を向いてくれたのである。このあと、もう1匹やってきて膝の上でややこしいことになったのだった。もうされるがままである。
折りたたんだ状態でいい感じに手の平に収まり、膝猫と遊べるこの端末はちょっと気に入ってる。
引き続いては、GALAXY Z Flip7よりカメラ性能が上なGALAXY Z Fold7の出番。この2匹の子猫、キャベツとレタスって名前がついてるのだけど(どっちがどっちかは何度聞いても覚えられない)、そのどちらかが、高いところに上ったはいいけど降りられなくなって困ってるの図だ。写っている手はこの保護猫団体の代表さんだ。
この子猫、彼の肩を経由してレンジフードに飛び乗ったはいいけど、降りられなくなったのである。
降りるときのことを考えないで、高いところに上っちゃう子猫あるあるですな。わたしが小学生の頃飼っていた猫も、木に上ったはいいが降りられなくなり、近所のおじさんが下ろしてくれたことがある(猫は屋内屋外自由に出入りできるのが当たり前だった昭和の頃の話だ)。
キャベツとレタスばかりでもアレなので、違う猫も。ケージの中に保護されていたのがふさふさの長毛種。よく見るとすごく不安げな表情をしている。
実は、同世代の猫がいると喧嘩をふっかける猫がいて狙われていたのである。
猫社会も大変なのである。でも人にはなつっこい。素直にナデさせてくれる。
保護猫シェルターって、いざ保護してみないとほかの猫と仲よくできるのかどうか、人に馴れてくれるのかどうかわからないから大変である。そして猫社会のややこしさなんか知らないよとばかりに、子猫たちは駆け回っているのだ。
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筆者紹介─荻窪 圭

老舗のデジタル系フリーライター兼猫カメラマン。今はカメラやスマホ関連が中心で毎月何かしらのデジカメをレビューするかたわら、趣味が高じて自転車の記事や古地図を使った街歩きのガイド、歴史散歩本の執筆も手がける。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『古地図と地形図で楽しむ東京の神社』(光文社 知恵の森文庫)、『東京「多叉路」散歩』(淡交社)、『古地図と地形図で発見! 鎌倉街道伝承を歩く』(山川出版社)など多数。Instagramのアカウントは ogikubokeiで、主にiPhoneで撮った猫写真を上げている。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/








































