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Apple Watch Series 11は最大24時間動作に! 高血圧の警告機能は日本では記載なし

文●オカモト/ASCII

2025年09月10日 05時45分

 アップルは「Apple Watch Series 11」を発表。9月19日に発売。すでに予約注文を開始している。

Apple Watch

さらに薄型デザインになったApple Watch Series 11

最大24時間のバッテリー駆動に5G対応、薄型になったデザイン
海外ではアピールの「高血圧通知」は現時点で日本では無し

 進化点としては、通常利用で24時間持ちのバッテリー(Series 10は最大18時間)、セルラーモデルでの5G通信機能、より薄型になったデザイン、睡眠の質を指標によって示す睡眠スコア機能などがある。

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5G対応やバッテリー駆動時間の延長などが進化点

 なお、米国ではアピールされている光学式心拍センサーを活用した「高血圧通知」機能については、日本国内における認証の問題もあってか、製品情報ページやニュースリリースではまったく触れられていない。

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高血圧通知は心電図機能のときのように、いずれは日本でも使えるようになるだろうか

 睡眠スコアについては、心拍数や皮膚温、血中酸素レベル、呼吸数などのデータから、単なる睡眠時間のみならず、睡眠の質を理解しやすい指標で示す。また同時に質を高めるためのアドバイスを表示することで、ユーザーは睡眠を改善するために何を優先すべきかを知ることができる。

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睡眠スコアを表示できる

 42mmと46mmの2サイズで、アルミニウムケースについてはジェットブラック、ローズゴールド、シルバーに加え、新色としてスペースグレーが追加。鏡面仕上げのチタニウムではナチュラル、ゴールド、スレートの3タイプ。

 バンドについては、Nikeスポーツバンドとスポーツループでは新色に加え、光を反射する糸が生地に織り込まれているのが特徴的。エルメスのバンドではフォーブルパーティニットストラップが追加。パリ旗艦店を舞台にしたアニメーションの文字盤も合わせて用意されている。

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Nikeのバンド

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エルメスのフォーブルパーティニットストラップ

3年ぶりのApple Watch SEは機能的には大幅進化

 廉価モデルのApple Watch SE、より本格的な冒険にも対応するApple Watch Ultraにも新モデルが登場している。

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3年ぶりの登場だけに性能は大きく進化。現行モデルにかなり近くなったApple Watch SE 3

 Apple Watch SE 3は、現行モデルと同じ「S10」チップを搭載することで、機能面は強力になりつつ、お買い得な価格が特徴。常時表示ディスプレイ、15分の充電で最大8時間使える急速充電、セルラーモデルでの5G通信対応などが新機能となる。

 睡眠の質の測定機能や皮膚温センサー、睡眠時無呼吸の通知機能なども用意されている。

 すでに予約受付を開始し、9月19日に発売。価格は3万7800円から。

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画面の額縁の太さなどでは上位モデルとの差は感じるが、機能的には多くの人には十分だろう

Apple Watch Ultra 3は衛星との通信機能で
あらゆるアドベンチャーでリスクが軽減可能

 Apple Watch Ultra 3は、LTPO3技術を用いた広視野角のOLEDをディスプレイに用いて、低電力であるのと同時に額縁もさらに細く、より大きな画面サイズとなっている。また、チップセットも「S10」へと移行。バッテリー駆動時間は最大42時間、低電力モードでGPSと心拍数測定をフルに使っても最大20時間利用できるとしている。

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こちらは2年ぶりの新モデルとなる「Apple Watch Ultra 3」

 また、特筆すべき新機能としては、iPhoneと同様の双方向の衛星通信機能を内蔵した点。たとえば、登山中に電波が届かない場所でトラブルが発生しても、緊急通報サービスや知人などにメッセージを送ったり、位置情報を共有でき、救助につなげられる。また、重大な衝突事故や転倒を検知した場合に電波が届かない場所にいても、緊急通報サービスと緊急連絡先に自動で状況や位置情報を送信する。

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衛星との直接通信で携帯のエリア外でも救助を依頼することが可能になった

 カラーはナチュラルとブラックの2色。価格は12万9800円から。

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Series 11と同様の進化点も多数

 

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