nubiaからカメラ性能を強化したハイエンドスマートフォン「Z80 Ultra」がグローバルで発表され、日本に投入されることも決定した。著名な画家であるゴッホの名画をボディーに纏ったモデルは、外観だけでも大きく目を惹く製品だ。今回は一足お先に触った「nubia Z80 Ultra」のレビューをお届けする。
独特なデザインのハイエンドカメラモデル
nubiaの「Z」シリーズは2021年から展開されている、高性能カメラを搭載したスマートフォンだ。日本でも2024年の「Z60 Ultra」以降、毎年製品が投入されている。今回紹介する「Z80 Ultra」は2025年11月発売の最新モデルだ。
ディスプレーは、Zシリーズ過去モデルやゲーミングモデル「REDMAGIC」シリーズ同様に、フロントカメラの見えない広々とした大画面が広がる。ディスプレーサイズは6.85型(2688×1216ドット)で最大リフレッシュレートは144Hz、最大輝度は2000ニトとなる。
チップセットはクアルコムのSnapdragon 8 Elite Gen 5を搭載、メモリーとストレージの構成は12GB+256GB、16GB+512GB、16GB+1TBとなる。5000万画素のハイレゾ撮影や4K/120fps、8K/30fpsの動画を撮影しても十分な余裕がある。
本体のカラバリはブラック、ホワイト、そして今回レビューするゴッホの名画をモチーフにしたスターレイナイト(星月夜)の3色だ。
カメラは前モデルの「Z70S Ultra」から小規模ながらアップグレードされた(Z70 Ultraではない)。広角はZ70S Ultraと同じ1/1.3型、5000万画素センサー(35mm、F1.7)を搭載するが、センサーはOmniVision Light Hunter 990にアップグレードされたことで、夜景や逆光下の画質が強化されている。
望遠は1/2.0型、6400万画素で85mm、F2.5。Z70S Ultraの70mmからより望遠側に伸びた。そして、超広角は1/1.55型、5000万画素の18mm、F1.8。前モデルの13mmより画角はやや狭くなった。
フロントカメラが見えないUDC(アンダーディスプレーカメラ)は第8世代となり、前モデルより1世代進化。1600万画素は変わらないものの、ディスプレー側に専用チップが搭載され、フロントカメラ部分の白みや色ムラがさらに抑制された。もちろんディスプレー表面からはフロントカメラの存在はほぼ見えず、ディスプレー表示の高い没入感を演出してくれる。
本体の右側面には音量調整、電源、カメラキーが並ぶ。カメラキーは前モデルよりサイズが前後に長くなり、押し込む際の感触もよりソフトになったと感じた。画面OFF状態でもカメラキーを軽く押すだけでカメラが起動しやすくなり、撮影時も本体に余計な力を加えることなく撮りやすくなった。
左側面にあるスライドスイッチはマナーモードの切り替え用だ。
Z70S Ultraからの最大の進化と言えるのがバッテリー容量だ。前々モデルのZ70 Ultraでも6150mAhと比較的大型だったが、Z70S Ultraでは6600mAhに増量、そしてZ80 Ultraでは7500mAhと、グローバル市場で販売されているスマートフォンの中でトップクラスの容量を誇る。また80Wの有線充電性能を引き継ぎ、新たに80Wの無線充電にも対応した。
AI機能を進化させた新OSを搭載
前モデルと比較した
今回はホワイトモデルにも触れる機会があった。背面のカメラ周りのデザインは同等だが、バンプ部分の色分けなどブルーからホワイトに変わるだけでかなり印象が異なる。なお、メインカメラのレンズ周りの赤い縁取りや、nubiaのイメージング技術「NEOVISION」の赤いロゴは同じものだ。
OSはAndroid 16をベースにしたNebula AIOS 2を採用する。グーグルのGeminiの機能だけではなく、nubia独自のAI機能も搭載。AIアシスタントは翻訳やスマート家電連携機能が強化された。
またNeovision 5.0によりカメラの生成AI機能も向上。暗所撮影、逆光補正、動画SRなどの性能が高まっているという。
ところで、前モデルとはどの程度デザインが変わったのだろうか? Z70 Ultraのスターレイナイトモデルと比べてみた。まず、正面から見る分には両者の違いはなく、UDC性能の差以外に違いはない。
背面はカメラ周りのデザインがだいぶ変わった。カメラバンプの上下幅が小さくなり、メインカメラのレンズ全体の大きさも小型化されている。そのためカメラそのものの存在感がより小さくなり、スターレイナイトの背面デザインがより際立って見えるようになったと感じる。また、表面処理もZ80 Ultraは光沢感を高めている。側面形状もZ80 Ultraはカーブをつけ全体的に丸みを持たせ、より持ちやすくなっている。




































