巨大ショッピングモールのOPPOショップでは
先日発表されたばかりのスマホが触れた
2025年11月にOPPOの工場見学で中国を訪問しました。OPPOの工場は東莞市にありますが、宿泊したホテルは隣の深圳市。そこで深圳市内にあるOPPOストアを訪問して、どんな製品が販売されているかを見てきました。
OPPOストアは深圳市内の大型ショッピングモールにたいてい入っています。以前はフラッグシップストアもあったのですが、現在は巨大店ではなく中規模なストアを多数展開する戦略に変えたようです。訪問したのは2025年11月12日で、ストア内には新製品の広告が大きく出ていました。
Find X9シリーズは工場見学時にも実機を見せてもらった製品で、基本モデルの「Find X9」と上位モデルの「Find X9 Pro」の2機種が展開されています。主力製品ということで店舗でも最も目立つ位置に展示されています。
平日の昼間でも、ショッピングモールに立ち寄るお客さんがOPPOストアにも結構な頻度でやってきます。スマートフォンをメーカーのストアで単体で買う、というのが当たり前なので、日用品を買う感覚で店舗に来るお客さんが多いわけです。
そんな多くのお客さんがチェックしていたのが、上位モデルのFind X9 Pro。前モデルと比べ望遠が2億画素になり、遠距離撮影がより得意になっています。
しかも、テレコンバーターレンズを取り付けると最大200倍の撮影も可能。店舗には三脚に取り付けた状態で展示されており、実際にその高倍率を試すことができます。できれば屋外で野鳥などを撮ってみたいもの。
発売前に実機が触れるのは店舗ならでは
一方、中核モデルのReno15シリーズの発売日は11月17日で、訪問日はその5日前でした。実機が展示されており、自由に触ることが可能でしたが、画面表示は機種名だけで、カメラなどはテストできず。価格も「9999元」と、まだ仮の状態でした。
最近は各メーカーが同性能、同ターゲット層のモデルを、ほぼ同じ時期に出すことから、発売前に実機を展示するケースが増えています。内部は触れなくとも、外観やデザイン、本体の重量やサイズ感などを事前に知ることができるわけです。
Reno15シリーズは女性を強く意識したデザインであり、本体の美しい仕上げを見ることができました。
中国のOPPOストアには、実はOPPO以外のスマートフォンも展示されています。それがOnePlusです。一番新しいモデルは10月27日に登場したばかりの「OnePlus Ace 6」。
そして、現時点で最上位スペックとなるのが「OnePlus 15」です。Snapdragon 8 Elite Gen 5搭載モデルです。なお、カメラはハッセルブラッドとの提携を解消。一方でディスプレーのリフレッシュレートは165Hzになりました。
これまでOnePlusのハイエンドモデルはカメラ性能にも注力していたのですが、本モデルからはゲーミング寄りの製品に向かっています。
ほかには中国向けミドルレンジの「OPPO A」シリーズも数機種展示されていましたが、日本ではあまり知られていない「OPPO K」シリーズも最新モデルが展示されていました。Kシリーズはゲーミング向けのミドルハイモデルで、価格を抑えながらもパフォーマンスに優れた製品です。こちらは「K13 Turbo」で、チップセットはMediaTekのDimensity 8450を搭載します。
実はクアルコムのSnapdragon 8s Gen 4搭載の上位モデル「K13 Turbo Plus」も展示されていたのですが、この写真のカラバリはK13 Turboだけの展示でした。紫ボディーに緑のライン、となるとすぐに思い浮かぶのはエヴァンゲリオン初号機のカラーリング。ゲーミングモデルにふさわしいカラバリです。
ちなみに、OPPOは2020年にエヴァンゲリオンと正式にコラボしたモデル「OPPO Ace2 Evangelion Limited Edition」を出したことがあります。
なお、K13 TurboシリーズはOPPO初の回転式空冷ファンを内蔵。nubiaのREDMAGIC以外では本体への空冷ファン搭載は初となります。しかも、nubiaより先にIPX8/IPX9の防水に対応させました。
このほかには、ワイヤレスイヤホンやタブレットなども展示。一方、純正ケースはほぼ置いてなくて、オンライン販売で買ってほしいということでした。日本で出たOPPOモデルのケースが現地のお店で買えたらいいのですけどね。
中国に行く機会があったら、ぜひ現地のOPPOストアにも行ってみてください。









































