主要格安SIMの料金表とともに、格安SIM、SIMフリースマホなどの1週間の動きをまとめてお届けしている本連載。先週の話題はmineoの料金プラン改定とOPPOの新エントリー機。mineoは基本料金変わらずに通信量を増量、また3GB／7GBコースでも1Mbpsの使い放題が無料で可能になる。

mineoが通信量を増量　料金はそのままで
1GB→3GB、5GB→7GB、10GB→15GB、20GB→30GBに

　mineoのプラン改定だが、まずは通信量の増量から。以下のとおりに、料金は変わらずにそれぞれ通信量が変更となる。既存ユーザーについても12月から自動で新コースに移行する。特に20GB→30GBの改定はライバルに追いつく形になったと言える。

mineoがプランを改定し、50GBコース以外はすべて増量する

小容量のプランでも最大1Mbpsでパケット放題
15GB以上は「1.5Mbps使い放題」が3Mbpsに高速化

　続いてがパケット放題オプションについて。従来も大容量の3コースについては、「パケット放題 Plus」として、最大1.5Mbpsのパケット放題オプションが無料で利用できた（下位コースでは月385円）。まず、こちらは12月10日から最大3Mbpsに速度をアップするトライアルを開始する。

データ専用の3GBコース以外は、いずれも使い放題が可能に

　よりインパクトが大きいのが下位の2コースでの変更。最大1Mbpsの「パケット放題 1Mbps」がやはり無料で使えるように。従来は通信量を使い切った場合（mineoスイッチをオンにした場合）は、最大200kbpsの速度制限だったので、大幅な緩和となる。

　なお、この2つのオプションの利用は申し込みが必要。また、3日間で10GB以上利用時の速度制限は引き続き用意されている。

OPPOから3万2800円の新エントリー機
防水防塵にFeliCa対応　大容量6000mAhバッテリーも

　OPPOの新エントリー機「OPPO A5 5G」が12月4日に発売される。SIMフリー版の公式オンラインストアでの価格は3万2800円。

OPPOの新エントリー機はFeliCa対応！　HD解像度の液晶や額縁の太さなどは価格相応

　OPPO A5 5Gの特長としては、主要スペックはイマドキのエントリー機として一般的な内容でありながら、FeliCaと防水・防塵（ただしIP65）をサポート。また、クラウドベースのAI機能を用意することで、エントリー機ながら、写真に写り込んだ不要な被写体を消すなどの便利な操作が可能な点だ。

ホワイトの背面は模様が入っている。カメラは深度センサーとの組み合わせで実質1つ

カラバリは2色用意されている

　主なスペックを見ると、120Hz対応の6.7型HD液晶（720×1604）、MediaTek Dimensity 6300、4GBメモリー、128GBストレージ、5000万画素カメラ（＋深度200万画素）、6000mAhバッテリー（45W対応）、側面指紋センサー（＋顔認証）、ColorOS 15（Android 15ベース）など。SIMスロットはOPPO機らしくnanoSIM×2とnanoSIM＋eSIMの両対応。またイヤホン端子もある。性能的な制約はあるものの、実用的な端末と言えそうだ。

nanoSIMが2枚入るのは格安SIM好きにはうれしい点。microSDは排他利用、またeSIMもサポートしている

人気の音声通話付きSIMの料金表（税込）

^{※：au網を用いたMVNOのサービスは基本的にいずれも直近3日の通信量が6GBを超えた場合の通信速度の制限がある}