ファーウェイが3つ折りスマホ「HUAWEI Mate XT」を中国でリリースしたのは昨年9月のこと。そこから約1年少々の遅れで、ついにサムスン電子からも3つ折りモデルが登場した。製品名は「Galaxy Z TriFold」。12月12日に韓国で販売が開始され、中国・台湾・シンガポール・UAE・米国などでの投入も予定している。日本についてはリリース内で触れられていない。なお、韓国での価格は359万400ウォン、日本円では約38万円。
Galaxy Z TriFoldは1枚あたり6.5型、完全に広げると10型のディスプレーとなる。開き方は「Z」型だったHUAWEI Mate XTに対して、扉部分が上下に重なる両開きとスタイルは異なっている。本体の厚みは最薄部で3.9mmと驚異的な薄さで、折りたたんだ状態では12.9mm。
開いた状態では、縦に3つのアプリを同時に開いたり、大画面でタブレット感覚で利用することの両方が可能。また、単体でSamsung DeX機能を搭載しており、最大4つの仮想ワークスペースで、それぞれ5つまでのアプリを同時に起動して、Bluetoothキーボード/マウスを使い、PC感覚で利用することにも対応している。
主なスペックは、メインディスプレーが10型AMOLED(2160×1584、120Hz対応)、カバーディスプレーが6.5型AMOLED(1080×2520、120Hz対応)、Snapdragon 8 Elite、16GBメモリー、512GB/1TBストレージ、カメラは200メガ+12メガ(超広角)+10メガ(光学3倍望遠)でディスプレー側とカバーディスプレー側はパンチホールの10メガ、5600mAhバッテリー(45W充電対応、Qi対応)、側面指紋センサー、防水対応(IP48)、Android 16(One UI 8)など。
本体サイズは、折りたたみ時は159.2×75×12.9mm、展開時は159.2×214.1×3.9~4.2mm、重量は309g。


























