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手のひらサイズでサッと開く!モトローラ「razr 60」を使って感じた驚きの軽さと操作感 (1/3)

文●中山 智 編集●ASCII

2025年12月03日 12時00分

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手のひらサイズでサッと開く最新フリップスマホ「razr 60」

 モトローラの最新フリップタイプスマートフォン「razr 60」が発売された。中国向けに「razr 2022」を2022年に発売して以降、コンスタントにフリップタイプを投入しており、フリップタイプの定番とも言える最新モデルだ。

モトローラのフリップタイプスマートフォン最新モデル「razr 60」

開いた状態の本体背面

閉じた状態の本体正面

閉じた状態の本体背面

 本体のサイズは開いた状態が約73.99×171.30×7.25mmで、折りたたみ時は約73.99×88.08×15.85mm。重さは約188gとなっている。最近のスマートフォンは200g越えが一般的だが、本モデルは190g以下と軽量で片手でも扱いやすいサイズなのはうれしいポイントだ。

本体の重さは実測で188.7g(SIM、microSDなしの状態)

グリップしやすいサイズ感

閉じた状態だと手のひらに収まるサイズ感

 本体カラーは「ジブラルタルシーネイビー」「ライトスカイホワイト」「パルフェピンク」の3色をラインアップ。試用機はライトスカイホワイトで、背面にアセテート素材を採用。アセテート素材は、メガネフレームなどにも使われており、柔らかい肌触りが特徴となっている。

 ちなみに、ほか2色の背面はレザー風の素材を採用しており、見た目の雰囲気も違っている。

試用機は「ライトスカイホワイト」だった

アセテート素材は手触りも良く、高級感もある

ヒンジのある折りたたみながら、防水防塵はIP48に対応

明るい6.9型メイン+3.6型アウトディスプレー

 メインディスプレーは6.9型(2640×1080ドット)のpOLEDを採用。ピーク輝度は3000ニトと明るく、屋外での視認性も良い。リフレッシュレートは最大120Hzで、アスペクト比が22:9とやや縦長だが、ウェブブラウジングやSNS、メッセンジャーといった使い方なら効果的に表示できる領域が大きく、使いやすい。

白いJPEGを表示して、最大の明るさにしたときのメインディスプレーは実測で645ルクス

 アウトディスプレーは3.6型(1056×1066ドット)のFlexible AMOLEDを採用。リフレッシュレートは90Hzで、ピーク輝度は1700ニトとなっている。アスペクト比が違うため単純に比較はできないが、iPhone 4Sのディスプレーが3.5型だったことを考えると、アウトディスプレーだけでもスマートフォンとしての画面サイズ的には十分とも言える。

白いJPEGを表示して最大の明るさにしたときのメインディスプレーは実測で676ルクス

 実際、アスペクト比の関係で表示領域が狭かったり、文字入力がしにくいアプリもあるものの、メールのチェックや地図アプリ、動画視聴は問題ないレベル。折りたたんだ状態なら手のひら収まり、いちいち開いて使う必要はないので便利だ。

ウェブブラウジングなどは縦長のアスペクト比が使いやすい

16:9のコンテンツの場合、左右の黒縁が目立つ

閉じた状態でも動画視聴が十分できる

SNSなどの表示も問題なし

文字入力はやや使いにくい

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