手のひらサイズでサッと開く最新フリップスマホ「razr 60」
モトローラの最新フリップタイプスマートフォン「razr 60」が発売された。中国向けに「razr 2022」を2022年に発売して以降、コンスタントにフリップタイプを投入しており、フリップタイプの定番とも言える最新モデルだ。
本体のサイズは開いた状態が約73.99×171.30×7.25mmで、折りたたみ時は約73.99×88.08×15.85mm。重さは約188gとなっている。最近のスマートフォンは200g越えが一般的だが、本モデルは190g以下と軽量で片手でも扱いやすいサイズなのはうれしいポイントだ。
本体カラーは「ジブラルタルシーネイビー」「ライトスカイホワイト」「パルフェピンク」の3色をラインアップ。試用機はライトスカイホワイトで、背面にアセテート素材を採用。アセテート素材は、メガネフレームなどにも使われており、柔らかい肌触りが特徴となっている。
ちなみに、ほか2色の背面はレザー風の素材を採用しており、見た目の雰囲気も違っている。
明るい6.9型メイン+3.6型アウトディスプレー
メインディスプレーは6.9型(2640×1080ドット)のpOLEDを採用。ピーク輝度は3000ニトと明るく、屋外での視認性も良い。リフレッシュレートは最大120Hzで、アスペクト比が22:9とやや縦長だが、ウェブブラウジングやSNS、メッセンジャーといった使い方なら効果的に表示できる領域が大きく、使いやすい。
アウトディスプレーは3.6型(1056×1066ドット)のFlexible AMOLEDを採用。リフレッシュレートは90Hzで、ピーク輝度は1700ニトとなっている。アスペクト比が違うため単純に比較はできないが、iPhone 4Sのディスプレーが3.5型だったことを考えると、アウトディスプレーだけでもスマートフォンとしての画面サイズ的には十分とも言える。
実際、アスペクト比の関係で表示領域が狭かったり、文字入力がしにくいアプリもあるものの、メールのチェックや地図アプリ、動画視聴は問題ないレベル。折りたたんだ状態なら手のひら収まり、いちいち開いて使う必要はないので便利だ。











































