アップルは12月3日、開発者向けに「iOS 26.2」のRC(リリース候補)版を公開した。大きな問題がなければ、今後1〜2週間程度で正式版が公開されるものとみられる。
主な新機能と不具合に関する対応状況は以下のとおり。
●主な新機能
■HealthKit
・新しいAPIにより、高血圧に関する通知の読み取りが可能に
●解決済みの不具合
■AirDrop
・iOS 26.2 ベータ1で「Everyone」に設定されたデバイスを、iOS 26.2ベータ2のデバイスから検出できない
■StoreKit
・XcodeのStoreKitテストを使用したテストで、win-back offerを用いてサブスクリプションを購入できない
・SubscriptionStatus.allサブスクリプションの変更後に古い状態に戻る
■PermissionKit API
・PermissionKitの重要なアプリ更新APIをサンドボックスでテストできない
■Watch Face Gallery
・Watch Face Galleryのテキストが英語のみになる
●未解決の不具合
■TLS
・アプリまたはウェブサイトが、厳格なbot検出または既知のTLSフィンガープリントをもつトラフィックのみを許可するセキュリティポリシーを設定したサーバーと通信する場合、ユーザーがログインやその他の操作を実行不能となる可能性がある
このほか、リリースノートには記載がないが、同バージョンから日本国内でもサードパーティーによるアプリストアが利用可能となる見込みだ。



























