物価の高さに悩むのは日本人だけではない?
食品に、生活用品。たびたび話題になる物価の高騰。
だが、こうした物価高に悩んでいるのは、日本人だけではないようだ。CES 2026が開催されている米ネバダ州・ラスベガスで、アメリカの物価の高さに驚いた。
参考までに具体例を挙げると、ホテルの売店で購入したペットボトルの水は、1本(約1リットル)でおよそ1000円だった。ハンバーガーチェーン「シェイクシャック」で、ハンバーガーとポテトを注文すると、会計はおよそ3000円になる。
またフライドチキンチェーン「ポパイ」でチキンバーガー、ポテト、飲み物のセットを購入した場合も、やはり会計は3000円前後。
もっとも2026年1月現在、慢性的な円安傾向が続いていることは既知の通りだ。為替相場は、対米ドルで1ドル156〜157円前後で推移している。
そのため、単純に「アメリカは物が高い」と言うよりも、「円が対米ドルで弱い状態にある」ことに加え、「アメリカの物価そのものも上昇傾向にある」という二つの要因が重なった結果、「日本の物価の感覚でアメリカを訪れると、物価が著しく高く感じられる状況になっている」と表現した方が正確だろう。
実際、現地の住人やタクシーの運転手からも、「外食は高くなった」「物の値段が上がっている」といった声を何度か耳にした。平均的な収入の日本人にとって、アメリカの物価は確かに高い。ただし、アメリカ人自身もまた、物価の上昇を実感しているようだ。
むしろ安価な商品もある
ただし現地の人々が常に1本1000円もする水を購入しているかというと、そうではない。
この価格は、「ラスベガスという遊興都市であること」「カジノ併設のホテル内売店であること」といった、いくつかの条件が重なった結果だ。
日本に置き換えれば、ふだんは180円で買えるペットボトルの水が、テーマパークの中では300円や350円になる──こうした状況に似ている。






























