月額制の「サブスクトッピング」の登場で、普通の料金プラン感覚で使えるようになったpovo2.0。「基本料0円」をベースに、必要に応じてトッピングを追加するのが基本スタイルだったpovo2.0にどんな変化が生じたのか、そして使い勝手はどうか、あらためて詳しく見ていく。
サブスクトッピングの登場で何もしなくても使えるように
KDDIのオンライン専用プランで「基本料ゼロ」が目玉のpovo2.0。トッピングを購入しない状態では128kbps制限だが、音声通話も可能。かけ放題も月1650円で追加できるので、さまざまな使い方が考えられる。予備用回線、サブ回線として最適な存在だ。
ただし、何もしなくてもずっと無料で維持できるわけではなく、トッピングの有効期限が切れてから180日間有料トッピングを購入しない場合に、「順次利用を停止させていただきます」という注意書きが記されている。
とはいえ、現時点で最も安い有料トッピングは「データ使い放題(6時間)」の1回250円なので、年間数百円で回線を持ち続けることが可能だ。最近では、500円の買物券とセットで500円といった実質0円のトッピングが用意されることもあるので、実質無料で維持可能という言い方もできる。
とはいえ、必要となったタイミング、またはトッピングが切れたことに気づいてから購入の操作をするのが面倒と感じる人もいたのかもしれない。
今回登場したサブスクトッピングは、月1380円で5GB、月2780円で30GBの2種類。サブスクトッピングを契約すると、翌月に同じトッピングを自動購入。また、通信量の有効期限は1ヵ月なので、一般的なスマホ料金と同じように使えるようになった。なお、通信量の翌月繰り越しなどの機能は存在しない。
普通の格安SIMに対するメリットは0円維持にすぐに戻せること
料金だけを見ると、MVNOの格安SIMよりは若干高めの価格設定だが、MVNOに対するメリットもある。サブスクトッピングは自動購入を止めることができるので、回線を使わなくなったら月0円で維持する回線に戻すことができるのだ。そして必要になったらいつでも再度サブスクトッピングを契約してもいいし、そのほかのトッピングを使ってもいい。
考え方としては、普通のスマホの料金プランに「使わなければ0円」という要素が用意されているとするとわかりやすい。
サブスクプランの適用は申し込んだ瞬間から。20日に購入した場合、翌月の20日に次の1ヵ月が始まる。ただし、購入日が29日から31日の場合は、次の購入日は翌々月1日で以降1日が購入日になる。たとえば1月29日加入だと次は3月1日となる。また、povo2.0らしく、サブスクトッピングの購入(契約)も解除もアプリからの操作は簡単だ。
かけ放題トッピングも引き続きあるので
ますます普通のスマホの料金プランのよう
通話については、以前から月額制でのかけ放題トッピングが用意されている。1回5分以内の国内通話が定額の「5分以内通話かけ放題」は月550円、1回あたりの時間制限無しの「通話かけ放題」は月1650円。こちらはサブスクトッピングと異なり、カレンダーの月単位の契約で、月途中での加入時の日割りも現在はなくなっているので注意してほしい。
かけ放題オプション自体は、MVNOにはさらに安いサービスもあるが、基本的に通話しか使わず、かけ放題が可能な回線を用意したい場合、月1650円しか払わずに済む。また、着信だけなら基本料0円(前述のように維持費は年数百円)。このメリットを活かして、たとえば学校や保育園用の連絡先電話番号として使う人もいるようだ。
なお、通常の通話料は30秒あたり22円。この点は、3大キャリアとそのサブブランドと同じ。長電話をするとすぐ高額になる。発信の機会が多いなら通話トッピングは付けておきたい。































