T教授の「戦略的衝動買い」

「スマホが充電できる」と錯覚してimutoの単3型“緊急電源”を脊髄反射衝動買い (2/2)

文●T教授、撮影● T教授、編集● ASCII

2026年02月28日 12時00分

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スマホの充電用としては使うことは難しいが
緊急時の電源として考えると使いどころはありそうだ

 スマホ基準で考えると物足りないが、用途を切り替えると評価は一変する。負け惜しみではなく、緊急時に“最後の命をつなぐ750mAh充電(筆者の場合は15%追加充電)の電源としては十分だ。単3サイズで持ち歩けるという点は、他に代えがたい魅力でもある。電池としても、電源としても使える柔軟性は非常時に効いてくる。しかもメーカーによれば最大で15年間の使用が可能らしい。

緊急電源

スマホは無理でも小物の充電には十分役立つ

 Amazonのいくつかの評価を見てスマホでも使えると短絡的に勘違いしてしまったが、こうして振り返ると、筆者が最初から期待していたのは「モバイルバッテリー的な新しいガジェット」だった。しかし実物は、スマホを対象としない、割り切った存在だった。それでも、使ってみるつもりである。

 imutoの単3型緊急電源は、決してスマホの緊急事態を救うヒーローではない。筆者がそう期待してしまったのは事実だが、それはメーカーの表現ではなく、雷マークやレビュー文化が生んだ、ミーハーな思い込みだった。

 繰り返しになるが、この製品の真の価値は、単3サイズで給電と電池代替を両立できる点にある。スマートウォッチを動かす、小型ガジェットを蘇生させる、あるいは単3電池が必要な機器にそのまま使う。そう割り切った瞬間、この緊急電源は非常に頼もしい相棒になる。

緊急電源

本体に付属の電池は、単3電池で動作する機器に入れて使うことも可能だ

 脊髄反射で脳みそを経由せず衝動買いをやらかす筆者の勘違いから始まった今回の買い物だが、使いどころを理解した今、この限定的で少し不器用なガジェットをとても嫌いにはなれない。筆者の緊急時スマホ充電の列の最終兵器として加えるつもりだ。

 
T教授

今回の衝動買い

・アイテム:imuto 充電・放電機能一体型 単三タイプ緊急電源
・購入:Amazon.co.jp
・価格:1599円

T教授

 日本IBMでThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。

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