ケータイ型スマホ「MIVEケースマ」で2月に日本市場に参入、話題を呼んだ韓国ALT社が、MWCに初出展。KOTRA(大韓貿易投資振興公社)が設置した、韓国のスタートアップ企業を集める「Korea Pavilion」内にブースを出し、最新モデルの展示をしていた。
シニア層にもスマホ体験を提供するケースマ
今年中には5G対応モデルもリリース予定
ALTの最新モデルは、日本では「ケースマ」、韓国では「STYLE FOLDER 2」として販売されているテンキー搭載Androidスマートフォンだ。MWCでは韓国モデルを「Senior Smartphone 2」として展示し、シンプルなホーム画面や、4.3型と大きく見やすいタッチパネルとテンキーを併用して通話やSNSなどを楽に操作できる特徴を説明していた。
ケースマは従来型ケータイからスマホに乗り換えたいが、慣れ親しんだテンキー操作は手放したくない年配のユーザーを主なターゲットにしている。
サブディスプレーには時計などを表示でき、使わないときは付属の充電スタンドに立てておける点も特徴だ。ヨーロッパにもシニア向け端末やメーカーはいくつか存在するものの、テンキー付きのスマートフォンは少なく、特に4型以上の大画面モデルはほぼ例がないため、ブースには多くの来場者が足を止めていた。
ブースには前モデルの「STYLE FOLDER」も並べられており、世代での進化がわかる展示になっていた。説明員によるとシリーズの新モデルを2026年中に投入する計画があり、5G通信にも対応。日本や韓国など5G環境が整った市場に展開する方針だという。
子供用端末も韓国では力を入れている
ポケモンやサンリオのコラボモデルも
ALTは、韓国では子供向けスマートフォンもラインアップしている。ポケモンやサンリオキャラクターをあしらったモデルは、5.8型画面を搭載し、一般的なスマートフォンと比べると、ひとまわり小さいサイズだ。手が小さい子供でも無理なく持てる大きさで、LTE版の「AT-M130(ODIN 2)」と5G版の「AT-M150(ODIN 3)」が発売されており、韓国キャリア経由で販売されている。
さらなる低学年を主な対象とした「LOKI」は4.3型で、重量も136gと抑えている。こうした小型端末は大手メーカーだけでなく中小のODMメーカーを含めても選択肢が少ない領域だ。ALTはニッチな需要に応えるかたちで、子供向けの小型モデルをきちんと作り込んでいる。
ほかにもGPSを内蔵し見守り・緊急連絡用途向けのモデル「CODE」など、ALTは特定層向けのスマートデバイスを得意としている。なおハードウェアだけではなく端末からの情報を収集して安全機能やAIサービスに活用する見守りプラットフォーム基盤「ALT MINET」も開発している。





























