進化したマルチウィンドウ操作で
複数アプリの利用もラクラク
本体カラーは、Stellar TitaniumとBlossom Orangeの2色。オレンジは最近流行の色だ。なお、中国向けにはブラックモデルも展開される。
Find N6のOSはAndroid 16をベースにしたColorOS 16を採用している。OPPOのスマートフォンは業界でもいち早く、iPhoneへのファイルの直接転送を実装したが、本OSバージョンでは専用アプリなしでの送受信が可能になったという。残念ながら発表会会場でのデモ機では試すことができなかったが、アップルエコシステムとの親和性をまた一歩高めている。
また、設定画面を見ると日本の技適を確認することができた。今回の発表会は中国・東莞市にあるOPPOのキャンパスで行なわれたが、中国およびグローバルメディアが招待され、その中には日本からも数名が参加した。日本発売のアナウンスはなかったものの、技適があることで発売に期待がかかる。
ColorOS 16では折りたたみスマートフォン向けの機能も強化された。それが複数アプリの利用、マルチウィンドウだ。この機能は、指先1本だけで8.12型ディスプレー内部に複数のアプリをPCのようにウィンドウで表示できる。アプリ画面の右下を見ると、アプリウィンドウの内側に小さな「カッコ」のような印が見える。ここに指先を当てて操作する。
そのままウィンドウの中央に指先を滑らすと、そのアプリが独立したウィンドウとして表示されるのだ。ウィンドウにはメニュー表示や外枠など無駄なエリアがない。また、ウィンドウサイズはドラッグにより自由に変えられる。
ウィンドウは最大4つまで表示可能だ。ディスプレーサイズが8.12型であることを考えると、これ以上開くと画面内が手狭になるため、4つの制限はちょうどいいだろう。この状態から、画面に触れて指先4本を開くようにスワイプさせると、分割画面表示になる。
OPPOの折りたたみモデルは、アプリを起動中に画面を上から下に、2本の指先でスワイプすると、画面が左右に割れるような表示になり、そこから最大2つのアプリを起動し、3つのアプリを同時に起動できる。2つの場合は左右に、3つの場合は1つのアプリだけが左端、あるいは右端に「チラ見」状態で表示され、そこをタップすることでそのアプリを含む2つのアプリを表示できる。
ウィンドウ表示との切り替えもシームレスで、前述したようにウィンドウ表示から指先4本を開けばこの複数アプリ表示になり、この表示状態から指先4本でつまむように画面をスワイプすると、ウィンドウ表示に切り替わる。
さらに1つのアプリを全画面表示した際に、同時起動中のほかのアプリを右上に小さなウィンドウで表示することも可能。複数のアプリを自在に切り替えて使用できる。
このように、Find N6は複数アプリを同時起動しつつ、3つのモードで使えるのだ。
新型スタイラスをケースに収納、AI機能も強化
Find N6はスタイラスによる手書き入力にも対応している。前モデルまでは「OPPO Pen」という、実際のペンに近いサイズのスタイラスが利用できたが、Find N6では専用ケースの裏に収納する、スリムな「OPPO AI Pen」がオプショで用意される。。
OPPO AI Penは充電式で、Find N6とはBluetoothで自動接続される。ケースのペン収納部分に端子があり、Find N6からはワイヤレス逆充電機能を使い、ケース経由でペンが充電される。ペンは3分の充電で1時間の利用が可能、フル充電で2時間試用できる。使わないときは常に収納しながら充電されるため、電池切れになることはないだろう。
ペンは4096階調の筆圧検知に対応。書き味は良好で細かい文字も書ける。また、Bluetoothを使いペンをカメラのリモートシャッターにもできる。メモアプリへの手書きでは、文字を自動的に清書する機能も搭載。デモ機では中国語と英語の手書きに対応していた。
OPPO AI Penという名前からわかるように、AI機能の呼び出しにもペンを使えるのだ。ペンのボタンを長押ししながら画面を囲むことで、その範囲をキャプチャし、テキストの抽出、コピー、注釈、共有ができるサークル・キャプチャ機能も搭載。SNSアプリを同時に起動しておき、キャプチャした画像をドラッグしてそのまま投稿することもできる。
生成AI機能も手書きのラフスケッチを清書できるが、ペンがあるためスケッチもより書きやすくなった。絵だけではなく手書きで書いた棒グラフやマインドマップも美しく仕上げてくれる。Find N6はただの「画面が大きいスマホ」ではなく、ペンを使うことで生産性を高めてくれるツールになったのだ。
ほかにも録音データを生成AIが自動的にテキスト化&要点まとめをしたり、大きな画面を活かして外国語のテキストや音声を左側にオリジナル表示、右側に翻訳表示と、対比しながら見やすく表示してくれる。
画面上のあらゆるコンテンツに直接注釈を書き込み、画像やPDF形式で共有できるグローバル・アノテーション、画面上に数秒で消える一時的な軌跡を描いて強調したい箇所を指し示すことができるレーザーポインターなど、ビジネスシーンで使える機能も多い。
画面のスクショやボイスメモなどを1ヵ所にまとめ、あとからAIを使い必要な情報を収集できるマインドスペース機能も、Find N6ならペンの活用でより多くの情報を集められるだろう。






































