SoCは一世代前だがゲーミングでも不満ナシ
本体のカラバリはホワイトもある。この2色は改めてNothing Phoneに似た雰囲気だと感じられた。とはいえ、全体に角ばったデザインはREDMAGICならではで、ロゴのライティングもボディーカラーによって印象は大きく変わる。
チップセットはクアルコムのSnapdragon 8 Elite、メモリーは最大16GB、ストレージは最大512GBのモデルが用意されている。
今回は1時間程度の試用だったため細かい部分までの使い込みはできなかったが、前世代とはいえ、フラグシップのチップセットを採用しているため全体のパフォーマンスに不満が出ることはなかった。
画像作成など生成AIの動作もストレスはなく、AI性能も十分に発揮できる。メモリーはストレージから最大12GBを仮想に割り当てることも可能だ。
REDMAGICシリーズの中では、「Air」シリーズは1ランク下の入門機という位置づけでもあるが、パフォーマンスへの妥協は感じられない造りだ。
Game Spaceボタンを押してからゲームモードに入ると、REDMAGIC 11 Airを完全なゲーム機として使うことができる。通知の完全オフや空冷ファンの細かいコントロール、さらにショルダートリガーの調整など、ゲームに関する設定がここからすべてできる。
Game Spaceは、REDMAGIC 11 Air内にインストールされたゲームだけをメニューで表示する。また、ゲームストアから新たなゲームの追加もできる。さらに24000RPMという高性能な冷却ファンに加え、本体内部には面積非公開ながらべーパーチャンバーや冷却版など複数の冷却システムを搭載。この高い冷却性能により「PUBG Mobile」は120分のプレイでも90fpsを維持できるとのこと。
ちなみにバッテリーの性能だが、原神で約7時間の連続プレイが可能。YouTube再生なら約8時間、待受時間は約484時間とのことだ。
AIアシスタントとしてREDMAGICシリーズのキャラクター「Mora」を使った「Moraアシスタント」も搭載。ゲーム中にリアルタイムで状況を解析して、アドバイスや操作補助をしてくれる。AIタクティカルコーチ、パーソナルAIコーチ、ボイスコントロール、画面コンテンツ認識・検索など、さまざまな機能に対応するとのこと。
さらに、ゲーム内チャットの一部をMoraの声に置き換える「Mora Chat Assistant」機能も搭載し、定型文の送信や簡単な受け答えをMoraに任せることができる。
ベーシックなカメラで日常のスナップを撮影可能
カメラは広角が5000万画素、超広角が800万画素を搭載する。前モデルはどちらも5000万画素だったので、グレードに合わせてスペックダウンしている。しかし、REDMAGICシリーズはゲーミングモデルであり、凝った写真撮影をすることはあまりないだろう。必要最小限のカメラ構成にしたことでコストを抑え、その分を空冷ファン搭載などゲーム性能アップに割り振っているのだ。
2眼構成なのでカメラのUIも非常にシンプルだ。しかし、nubiaはカメラフォン「Z」シリーズも展開していることから、特殊撮影のカメラモードを搭載するなど多様な撮影を楽しむこともできる。本体デザインを見るとカメラ部分の出っ張りが一切ないため、日常的にも持ち運びやすく、ゲームプレイにも影響を与えないだろう。
「Z」シリーズ譲りな性能として、動画撮影は8Kで30fps、4Kは60fpsに対応する。オーバースペック気味でもあるが、このあたりは同じnubiaのハイエンド機のカメラ体験の一部を搭載しているわけだ。
REDMAGICの最上位モデル「REDMAGIC 11 Pro」は、世界初の水冷ファンを搭載するなど本体の冷却性能は業界でもトップクラスで、あらゆるゲームを快適にプレイできる。
一方、REDMAGIC 11 Airは薄さと軽さ、カメラの出っ張りがない持ちやすいボディーに、空冷ファンやショルダートリガーなど、ゲーム機に必要な機能をしっかり搭載している。Airという名の通り、気軽に使えるハイスペックなゲーム機として日本での正式発売(4月3日)をもう少し待とう。

































