4月から社会人になる人も、当然これまでスマホを使ってきたことだろう。これまでは自分だけで楽しんでいたり、友人たちと連絡を取り合うアプリがあればよかったが、ビジネスではいろいろなアプリが活躍することになる。できれば一足早くインストールして使いこなしておきたいところ。新社会人がスマホに入れておくべき9カテゴリー16のiPhoneアプリを紹介しよう。
※アイコン横のアプリ名をクリックするとダウンロードサイトにジャンプします。
名刺を交換した人脈管理は
「Eight」におまかせ
社会人になったら名刺を交換するようになる。その名刺は必ずデジタル化すること。紙で持っておくなど非効率すぎて、意味がない。そこでオススメするのが「Eight」(「名刺データを人力で入力してくれる無料iPhoneアプリ「Eight」を徹底解説」を参照)。
企業向けの名刺管理サービスでトップシェアを持つSansanが個人向けにリリースしているアプリで、利用料はなんと無料。それなのに、名刺を撮影するだけでオペレーターが正確にデータ化してくれるのだ。データはクラウドに保存されているので、いつでもどこからでも利用できる。一生分の人脈はEightにおまかせでOK。くれぐれも出遅れて、人脈情報を散逸させないようにして欲しい。
Eight
作者:Sansan, Inc.
価格:無料(アプリ内課金あり)
ギリギリ駆け込みやトイレタイムもOKの
路線検索「Yahoo! 乗り換え案内」
目的の場所へのルート案内アプリは多数ある。その中でも、遅刻しがちな人にオススメなのが、「Yahoo! 乗り換え案内」(「イベントでの混雑もわかるようになった「Yahoo!乗換案内」を徹底解説」を参照)。出発駅と目的駅を入力すると、正確な路線検索をしてくれるのはもちろん、ぎりぎりで乗れる電車の検索や途中のトイレタイムなどの計算ができるのだ。
「定期区間タイマー」に自分が使う駅名を登録しておくと、いつでも手軽に次の電車が何分何秒後に発車するかわかる。自分がいる場所から逆算し、早足になれば間に合うのか、間に合わないのでゆっくり歩くかをジャッジできる。
検索結果の乗換駅に表示している時間をタップすると、次に乗る電車を何本か遅らせることができる。トイレタイムを挟みたいときに活用しよう。
Yahoo!乗換案内
作者:Yahoo Japan Corp.
価格:無料
紙資料をスキャンしたようにデータ化できる
「Office Lens」と「Scanner Pro」
メモ用紙や注意書き、ペラの紙資料など、仕事中に手に入る紙は多い。しかし、きちんと管理しないと積み上がって邪魔になるし、紛失してしまうことも。そこで、スキャナーアプリが活躍する。単にカメラアプリで撮影しておいてもいいのだが、スキャナーアプリだと、スキャンしたようにきれいにデータ化できるのだ。
無料で使いたいなら、マイクロソフト公式の「Office Lens」(「はがきも書類も電子化できるスマホスキャンアプリ「Office Lens」を徹底解説」を参照)を利用しよう。斜めから撮影して台形になった紙を補正したり、PDF形式で保存する場合はOCR処理もできる。
Microsoft Office Lens|PDF Scan
作者:Microsoft Corporation
価格:無料
有料アプリとなるが、「Scanner Pro」(「あらゆる紙資料をデジタル化する「Scanner Pro」を徹底解説」を参照)もいい。画像処理機能や共有機能が豊富で、21言語のOCR処理にも対応している。2019年2月1日のアップデートには、近日中に新しい機能が追加される大きなアップデートが公開予定と書かれており、リリースが楽しみだ。
Scanner Pro 4+
作者:Readdle Inc.
価格:480円