モバイルできる“固定電話型PHS”である「イエデンワ」を家族用も含めて3台も買ってしまってからほぼ4年が経過した。今回はその名機イエデンワが3G対応になってリニューアル登場したというので発売とともにゲットしてしまった
今回の商品名は「ホムテル 3G」(HomTel)だそうだ。あまり深く考えなくても、どうも表現が少しだけグローバルな気配のする簡略英文になっただけのようにも思える。
しかし、従来の“固定電話型PHS”から“SIMフリー3G携帯電話”への変貌は極めてドラスティックだ。筆者にとっては発表時点から納品されるまで極めて待ち遠しかった商品の筆頭だ。
イエデンワそっくりだが
3GのSIMが使える「ホムテル 3G」
パッケージを開くと、ホムテル本体、ハンドセット(受話器)、受話器コード、ACアダプター、充電式リチウムイオン電池(先着予約特典)、電池パックの取説、クイックスタートガイドが出てくる。
本体にハンドセットを取り付けた使用時の姿は、筆者が愛用していたかつてのイエデンワそっくりだ。
本体背面には付属のACアダプターからの電源供給を受けるACアダプターポート、電源オン/オフのスライドスイッチ。そして、盗難からホムテルを守るケンジントンロックのホールも用意されている。モバイル使用もできる人気商品なので、オフィスなどで一時的な固定電話として設置する場合に必要なのだろう。
本体底面には、ホムテルを壁面に引っ掛ける場合のフック穴が2個、バッテリーボックスが用意されている。
ホムテルの駆動は先着予約特典の専用リチウムイオン充電池と単3アルカリ乾電池(LR6)4本のいずれでも可能だ。
専用リチウムイオン充電池で、連続通話4時間、連続待受175時間。単3アルカリ乾電池4本であれば、2倍の連続通話8時間、連続待受350時間となる。