5.5型の大型ディスプレー搭載
ZTE「Blade V7 MAX」
価格:3万1800円~
5.5型(1080×1920ドット)と大型のディスプレーを搭載したモデル。デュアルSIMスロットを採用し、3Gと4Gの同時待受となるDSDSにも対応するので、2枚のSIMで通話と通信を分けるといった使い方ができる。DSDSの組み合わせは4G+3Gもしくは4G+2G。ただし片方のSIMスロットはmicroSDと兼用なため、microSD装着時はDSDSは物理的に利用できない。
CPUはMediaTek製のMTK6755M(1.8GHz、オクタコア)。メモリー3GB、内蔵ストレージ32GBとミドルクラスのモデルとしてはどちらも大容量なのがポイント。アプリの切替や画面スクロールなどもスムーズで、microSDカードを使わなくても音楽や動画などのコンテンツを十分保存できる。USB端子はType-Cを採用しつつ、OTGにも対応しているので外部機器を接続しての操作も可能だ。
本体右側面に指紋認証センサーを搭載し、認識は約0.3秒と高速。さらに、登録した指紋ごとに起動するアプリを指定できるので、使いたいアプリが起動後にすぐに操作できるのが便利だ。
本体を動かすことで操作ができるモーション機能もあり、着信時に耳に近づけるだけで通話状態になったり、机に置いてある状態で着信があった場合は、ひっくり返すと着信音をミュートにするといった設定ができる。画面を見ずにサッとスマートに操作できるのはうれしい。
ほかにも、ディスプレー面をノックしたりなぞるなどのジェスチャー機能も搭載されており、カメラを起動する、音楽を再生する、といった動作が可能。
カメラはアウトカメラが約1600万画素。インカメラは約800万画素で、5段階の調整ができる美顔モードなど、流行の撮影モードはキッチリと抑えてある。
本体サイズは約77×7.2×154mmと、今回紹介している6機種の中では大型だが、厚さが7.2ミリなので片手でもしっかりとホールドできるサイズだといえる。カラバリはゴールドとシルバーの2種類をラインナップする。
BLADE V7 MAX | |
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メーカー | ZTE |
ディスプレー | 5.5型液晶 |
画面解像度 | 1080×1920ドット |
サイズ | 約77×154×7.2mm |
重量 | 約167g |
CPU | MediaTek MT6755M 1.8GHz(オクタコア) |
内蔵メモリー | 3GB |
内蔵ストレージ | 32GB |
外部メモリー | microSDXC (最大128GB) |
OS | Android 6.0 |
最大通信速度 | 下り最大150Mbps |
4G対応周波数 | 1/3/5//8/19 |
無線LAN | IEEE802.11b/g/n (2.4GHz対応) |
カメラ画素数 | リア:約1600万画素/イン:約800万画素 |
バッテリー容量 | 3000mAh |
FeliCa | × |
NFC | × |
防水/防塵 | ×/× |
生体認証 | ○(指紋認証) |
SIM形状 | nanoSIM |
オススメ格安SIMは「Y! mobile」
ソフトバンク網も使える広大なカバー範囲と、シンプルな料金プランで人気のワイモバイル。料金とデータ通信量で迷いたくないという人にオススメ。自分が使いそうな容量のコースを選べばOK。通話付プランでもかなり価格が抑えられている。また、オトクなキャンペーンを展開していることも多い。とりあえずは公式サイトをチェックしよう。
データ通信プラン(税抜)
スマホプランS 1GB | スマホプランM 3GB | スマホプランL 7GB | Enjoyパック 500MB |
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2980円 | 3980円 | 5980円 | 500円 |
※スマホプランは2年契約時の価格
※EnjoyパックはYahoo!会員限定プラン
日本でのDSDS対応がうれしい
モトローラ「Moto G4 Plus」
価格:3万4600円~
5.5型(1080×1920ドット)のフルHDディスプレーを採用したモデルで、ディスプレー面下部には指紋認証センサーを登載。ホームボタンはディスプレー内にソフトウェアキーが用意されているため、指紋認証センサーは押し込むボタンにはなっておらず、ホームボタン機能も割り当てられていない。
ユーザーインターフェースはAndroidオリジナルに近く、独自性が少ないぶんシンプルで使いやすい。プリインストールアプリも少ないので、すでにAndroid端末に慣れた買い換えユーザーにもオススメといえる。
デュアルSIMスロット仕様で、4G+3Gの同時待受(DSDS)にも対応。通話用のSIMとデータ通信用のSIMを挿して使い分けができる。さらにmicroSDカードスロットも別途用意されており、SIMを2枚挿してもmicroSDカードが使えるのは珍しい。動画や写真などを多く端末に保存しておきたいユーザーにピッタリ。
SIMとmicroSDカードのスロットは、背面のパネルを取り外してアクセスする。バッテリーは3000mAhでバックパネルを外すと見えるが取り外しはできない。また、本体背面は樹脂素材でテクスチャー処理が施されており、ざらついた感触。ガラスや金属素材と比べると滑りにくくしっかりとホールドできる。
対応バンドが多いのも特徴で、4Gならバンド1/3/5/7/8/19/20/28/40とTD-LTEのバンド40も利用可能。さらにWi-Fiは5GHz帯にも対応。ミドルクラスのモデルは5GHz帯が利用できないモデルも多いので、動画データの転送などヘビーな通信をするユーザーには高速で安定した通信ができる5GHz帯の対応はありがたい。
カラバリはホワイトとブラック。それぞれメモリーとストレージが3GB/32GBのモデルと2GB/16GBのモデルが用意されている。microSDカードの使用前提なら3000円ほど低価格の16GBを選ぶのありだ。
Moto G4 Plus | |
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メーカー | Motorola Mobility |
ディスプレー | 5.5型液晶 |
画面解像度 | 1080×1920ドット |
サイズ | 約76.5×152.9×7.87mm |
重量 | 約157g |
CPU | Snapdragon 617 1.5GHz (オクタコア) |
内蔵メモリー | 2 or 3GB |
内蔵ストレージ | 16 pr 32GB |
外部メモリー | microSDXC (最大128GB) |
OS | Android 6.0 |
最大通信速度 | 下り最大150Mbps |
4G対応周波数 | 1/3/5/7/8/19/20/28/40 |
無線LAN | IEEE802.11n (2.4/5GHz対応) |
カメラ画素数 | リア:約1600万画素/イン:約500万画素 |
バッテリー容量 | 3000mAh |
FeliCa | × |
NFC | × |
防水/防塵 | ×(撥水)/× |
生体認証 | ○(指紋認証) |
SIM形状 | microSIM×2 |
オススメ格安SIMは「BIGLOBE」
日本では老舗の通信事業者BIGLOBE。このブランドで安心する人も多い。そんなBIGLOBEが展開するMVNOは、独自のオプションプランが多く、例えばエンタメフリー・オプションを選べば(月額480円税抜)、YouTube、Google Play Music、Apple Music、AbemaTVといったストリーミングサービスがデータ通信量に加算されない。YouTubeで動画をたくさん見る、通勤通学でApple Musicをよく聴くという人にはうれしいサービスだ。今後も対象のサービスは増える予定とのこと。
また、BIGLOBEのサイトではMoto G4 Plusとのセットプランも用意している。一括はなく、1490円×24ヵ月(負担額3万5760円、税別)が月額基本料金に加算される。
データ通信プラン(税抜)
エントリー 3GB | ライトS 6GB | 12ギガ 12GB | 音声付スタート 1GB | 音声付エントリー 3GB | 音声付ライトS 6GB | 音声付12ギガ 12GB |
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900円 | 1450円 | 2700円 | 1400円 | 1600円 | 2150円 | 3400円 |