アスキースマホ総研・白書

誰でもわかる高性能なAndroidスマホの選び方 (1/3)

文●林 佑樹 編集●ASCII編集部

2017年08月02日 17時00分

前へ 1 2 3 次へ

スナドラ835とA10が激突!
「AnTuTu Benchmark 6.2.7」の計測結果

 AnTuTu Benchmark 6.2.7は、3D性能とUX性能、CPU性能、RAM性能をチェックするもので、総合スコアが高いほど、性能がいいということになる。俯瞰して性能を確認しやすいため、発表会でも参考値として掲載されることが多く、今回の結果を見てもSoCの価格相応となっている。

 また、HiSilicon製SoCへの対応も済んでいるようで、Snapdragon以外のSoC搭載端末を考えるなら、AnTuTu Benchmarkのスコアも参照にしてほしい。

AnTuTu Benchmark 6.2.7

クアルコム製Snapdragon 835搭載
「Xperia XZ Premium」

クアルコム製Snapdragon 820搭載
「AXON 7」

クアルコム製Snapdragon 625搭載
「ZenFone 3」

サムスン製Exynos 7搭載
「Galaxy Feel」

HiSilicon製Kirin 960搭載
「HUAWEI P10 Plus」

MediaTek製Helio X20搭載
「FREETEL 極2」

アップル製A10 Fusion搭載
「iPhone 7 Plus」

同じSoCでも端末で異なるケースも


 SoCがひとつの端末のみで使用されるケースはアップルくらいのもので、多くのメーカーが同じSoCを採用することが多い。ハイスペック端末の場合であれば、Snapdragon 835を搭載といった具合だ。純粋な性能としては変わらないのだが、そのメーカーのチューニングや独自アプリ、追加機能の影響によって、パフォーマンスに差がある。ベンチマークスコア的に見て、200~300のスコア差があるといったもので、体感としては、SoCの性能向上もあってあまり変わらない。


前へ 1 2 3 次へ

mobileASCII.jp TOPページへ