アスキースマホ総研・白書

「Androidタブレット搭載の調理器具」世界水準の最新スマホ、家電出揃う (1/3)

文●山根康宏 編集●ASCII編集部

2017年10月04日 17時00分

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乾電池メーカーが作ったタフなスマホ
Energizer「Hardcase H550 S」

 “同じサイズでより長持ちする電池”を開発している乾電池メーカー、Energizerから防水対応のタフなスマートフォンが登場する。「Hardcase H550 S」はIP68の防水防塵に対応。防水仕様ながらも本体はスタイリッシュで、ゴツいイメージのタフネス端末という印象は薄い。

タフな性能を感じさせない「Hardcase H550 S」のデザイン。アウトドアユースはもちろん、街中でのタウンユースも考えられている

背面はカーボンふうのデザイン仕上げ。カメラの上のEnergizerのロゴがアクセント。カメラ下には指紋認証センサーを備える

 しかし、端末側面はゴム製パーツで守られるなど強固なつくりになっている。1.5mの高さから落下させても破損せず、1.5mの水中に30分放置しても浸水しないという。本体上部の3.5mmヘッドフォン端子と、下部のUSB Type-C端子はゴムキャップでしっかりと保護される。製品パッケージにガラスの保護フィルムが最初から同梱されているのも親切だ。

側面はゴム系の素材に覆われ本体をがっちりとガードする

外部端子はゴムキャップで保護、これで水中での浸水も防ぐことができる

  Hardcase H550S
メーカー Energizer
ディスプレー 5.5型液晶
画面解像度 1080×1920ドット
サイズ 約80×158.8×11.1mm
重量 約203g
CPU MT6750
(オクタコア)
メモリー 3GB
ストレージ 32GB
OS Android 7.0
カメラ画素数 リア:1300万画素
/イン:800万画素
バッテリー容量 4000mAh
発売日 2017年下半期予定
予想価格 449ユーロ

カーボン柄が男の子ゴコロをくすぐる

レースカーでよく見る、軽量かつ強靱の証であるカーボン柄が男の子ゴコロをくすぐりまくり! タフネス仕様だけどデザインがゴツくないところも好印象。ふだん使いでも周囲から浮かないデザインって大事です。
(スマホ総研/スピーディー末岡)

VERTU亡き後の高級スマホは女神におまかせあれ!
Vestel「Venus Z10」

 トルコの家電メーカーが手掛けるミドルレンジスマートフォン「Venus Z10」は“ヴィーナス”(女神)と名付けられたとおり美しい端末だ。最上位モデルのZ10はSnapdragon 435搭載とやや非力ながら、メモリーは4GB。価格を3万円台に抑えつつ、本体は美しい仕上げだ。

ミドルレンジスマートフォンながら高級路線を目指す「Venus Z10」

背面のVのロゴはVERTUのよう。シンプルな仕上げで価格以上の価値を提供する

 ホームボタンやカメラ周りはシルバー調のモールド仕上げ、ディスプレーの2.5Dガラスは側面から見るとあえて段差が付いたデザインで、ガラスの存在感をアピール。そして、なんといっても背面に入る「V」のロゴは、倒産した超高級ラグジュアリースマートフォンメーカー「VERTU(ヴァーチュ)」を思い起こさせる。

 持つことに喜びを感じさせる、そんなスマートフォンをVestelは目指しているのだ。なお別売でZ10を装着できるVRゴーグルが提供されるが、これもゴールド仕上げでゴージャスだ。

側面のボタンもシルバー仕上げ。ガラス面はあえて浮かせたデザインにしている

別売のVRゴーグルもVのロゴを入れ、黒とゴールドのツートンカラーでまとめている

  Venus Z10
メーカー Vestel
ディスプレー 5.2型液晶
画面解像度 1080×1920ドット
サイズ 約73×147×7.4mm
重量 約146g
CPU Snapdragon 435
(オクタコア)
メモリー 4GB
ストレージ 64GB
OS Android 7.1
カメラ画素数 リア:1300万画素
イン:800万画素
バッテリー容量 3050mAh
発売日 発売中
価格 1499トルコリラ

質感の高いデザインスマホが増えてきました

スマホは以前、機能の多さや処理性能を競っていましたが、近年のトレンドはデザイン重視という印象。装飾が過ぎると下品な印象が増すゴールドをうまく処理したデザインがステキです。
(アスキースマホ総研/エリコ)

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