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【レビュー】HUAWEI WATCH 4のヘルスケア機能「Health Glance」は省電力にも役立つ (3/3)

文●村元正剛(ゴーズ) 編集●飯島恵里子/ASCII

2024年04月13日 12時00分

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デフォルトの「スマートモード」のままで使っていると、電池は3日持たないことが多かった

eSIMを使う人は電池持ちに注意が必要

 ファーウェイのスマートウォッチは電池持ちの良さに定評があります。しかし、HUAWEI WATCH 4は、筆者がこれまでに使った「HUAWEI WATCH GT 4」「HUAWEI Band 8」などに比べると、電池が持たないように感じました。フル充電から2日目で電池がピンチになったり、旅行中にうっかり充電をし忘れて3日目に電池切れしてしまったこともありました。

 ちなみに、スペックでは「スマートモード」の通常使用で約3日、「長時間バッテリー持続モード」にした場合、ヘビーユースで約8日間、通常使用で約14日間となっています。筆者が使い始めた当初は従来モデルと同程度と感じたのですが、eSIMを有効にすると、モバイルネットワークへの接続に多くの電力が必要なようで、電池の減りがグンと早くなりました。eSIMを使わない場合は、デフォルトの設定で使って不便はないでしょうが、eSIMを使う場合は「長時間バッテリー持続モード」への切り替えが必要になることがあるはずです。

「超長時間バッテリー持続モード」に切り替えても、使い方によっては1週間持たないことも

同梱の充電器(USBケーブルにクレードルが付いたもの)で充電する。短い旅行や出張でも持っていくべきだ

 「Health Glance」は、eSIMを使っていて、省電力に留意しつつ、健康管理もしっかりしたいという人には大いに役立ちそうです。

 

筆者紹介――村元正剛
 iモードが開始された1999年から携帯電話市場を追い、新機種のレビュー記事などを多くの雑誌やウェブに寄稿。最近はスマートウォッチやワイヤレスイヤホン、スマートスピーカーなど、スマホとつながるデバイスにも興味を深めている。編集プロダクション・ゴーズの代表で、スマホ関連の書籍/ムックの編集も手がけている。

 

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