このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー

軽さが正義のSIMフリー版「AQUOS zero2」で驚いたエモパーの進化 (1/4)

文●村元正剛(ゴーズ) 編集●ASCII

2020年04月02日 12時00分

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 今回レビューするスマホは、シャープ製の「AQUOS zero2 SH-M13」です。「AQUOS zero2」は大手3キャリアから発売されていますが、3月13日にSIMフリー版も発売されました。基本スペックは共通していますが、nanoSIMを2枚挿せて、DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)に対応していることがアドバンテージ。量販店での実売価格は11万5170円と、かなり高額なモデルですが、goo Simsellerでは7万9970円、IIJmioでは9万3280円など、格安SIMとのセットなら、オトクに購入できるようです。

一度手にしただけで「買いたい!」と思える軽さ

 AQUOS zero2の魅力は、なんといっても軽さです。シャープは「画面サイズが6型以上で、電池容量が3000mAhを超える、防水(IPX5以上)のスマホ」では「世界最軽量」と謳っています。そんな説明を聞くまでもなく、実機を手にすると、すぐに軽さを実感できます。

 AQUOS zero2は約6.4型の有機ELディスプレーを搭載し、重さは約141g。どれだけ軽いかというと、ほかの機種と比べると一目瞭然です。たとえば、画面サイズが約6.4型のGalaxy S10+は約175g。約6.5型のXperia 1は約178g。同じく6.5型のiPhone 11 Pro Maxは、なんと226gという重さ。長い時間、手に持ってゲームをしたり、動画を見たりという人には適しているでしょう。

本体サイズは約74×158×8.8mmで、重さは約141g。約6.4型の有機ELディスプレーの解像度は2340×1080ドット

ディスプレー内に指紋センサーを搭載。なお、顔認証にも対応しており、両方を併用できる

 ディスプレーの左右はベゼルがほとんど見えないほどに細く、エッジ部にはカーブが施されています。背面パネルもガラスで、左右のエッジ部は曲面になっています。そのため、側面のフレームは細く、厚さ8.8mmのスペック以上に薄く感じます。この薄さによって、より軽く感じるようにも思いました。

軽量なマグネシウム合金フレームを使用し、持った時に指が触れる部分が細いので、余計に軽く感じる

カラーは、このアストロブラックのみ。背面にはデュアルカメラを搭載

 右側面に電源ボタンと音量ボタンを搭載し、上部にはSIMスロット。底部にはUSBポート(Type-C)を備えています。なお、microSDカードは装着できないので、256GBの内蔵ストレージに収まるように使う必要があります。独立したイヤホンジャックは搭載していませんが、USBポートに挿せる3.5mmイヤホン変換アダプタが同梱されるとのことなので、イヤホンを持っている人はそのまま使えます。

右側面に電源ボタンと音量ボタンを搭載

底部のUSBポートは、もちろんType-C。独立したイヤホンジャックはなく、同梱のアダプタを用いてイヤホンもここに装着する

国内3キャリアのネットワークに対応し、2枚のnano SIMをセットできる

2枚のSIMをセットした場合、電話、SMS、データ通信に優先して使うSIMを設定できる

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